人工知能(AI)に注力するGoogleが、AIに取り組むアーリーステージのベンチャーを支援するファンド「Gradient Ventures」を立ち上げた。世界的なAIの権威、レイ・カーツワイル博士とピーター・ノーヴィグ博士がアドバイザーに名を連ねる。
米Googleは7月11日(現地時間)、人工知能(AI)に取り組むアーリーステージのベンチャー企業を支援するベンチャーファンド「Gradient Ventures」を立ち上げたと発表した。
同ファンドを通して、資金だけでなく、Googleで先端技術に従事するエキスパート達のアドバイスも提供する。
アドバイザーとしては、AIの世界的権威で同社のAI開発の総指揮を執るレイ・カーツワイル博士や、やはりAIの権威であるピーター・ノーヴィグ博士、“ムーンショットのキャプテン”ことアストロ・テラー博士、バイオテクノロジー企業CalicoのCCO(最高コンピューティング責任者)などが名を連ねている。
立ち上げ段階のポートフォリオには、動画や画像から必要なデータを抽出する企業向けサービスを開発するCogniacなど4社が並ぶ。
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