LG Electronics、仁川国際空港でロボットテストをスタート

LG Electronicsが韓国の仁川国際空港での案内ロボットとお掃除ロボットの試験サービスを本格スタートした。各5台ずつのロボットが空港内を巡回し、利用者をサポートする。

» 2017年07月22日 13時31分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 韓国LG Electronicsは7月21日、仁川国際空港でのロボットの試験サービスを本格的に開始したと発表した。

 robot 1 日本語も理解する案内ロボット

 2月から小規模な現場テストで各ロボットを空港に最適化してきており、本格的に拡大する。掃除ロボットと案内ロボットを各5台ずつ空港内に配備し、自由に歩き回らせる。

 robot 2 お掃除ロボット

 案内ロボットは、LG Electronicsが独自開発した音声認識プラットフォームを搭載し、韓国語、英語、中国語、日本語を認識する。仁川国際空港公社の中央サーバと連動して空港利用者にフライト情報や搭乗ゲート、設備などの位置を案内する。必要に応じて、利用者を“歩いて”案内することもある。

 掃除ロボットは、同社の家庭用ロボット掃除機を空港の環境に合わせて最適化したという。空港内で清掃が必要な区域の地図をデータベースに入れており、最も効率的な動線を自ら探して清掃するという。

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