Microsoftが「Windows 10」の「Fall Creators Update」で35年間プリインストールの描画ツールとして提供してきた「ペイント」を削除すると発表した。Windowsストアで提供する計画としている。
米Microsoftは7月24日(現地時間)、「Windows 10」の次期大規模アップデート「Fall Creators Update」で削除あるいは開発を終了する機能を発表した。
そのリストに描画ツール「ペイント」が含まれている。ペイントについての説明には、「Windowsストアで提供する予定。機能は『ペイント 3D』に統合される」とある。
ペイントは、Microsoftが1985年にリリースした「Windows 1.0」から35年間、ずっとWindowsのプリインストールアプリとして存在してきた。
Microsoftは春の「Creators Update」で「ペイント 3D」を追加し、「スタート」での表示でペイントを「Windowsアクセサリ」の下に移動させており、この時点でペイント終了の予兆はあった。
今後はペイント 3Dをメインの描画ツールとしていくようだ。
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