FacebookがGoogleのATAPから引き抜いたレジーナ・デューガン氏がBuilding 8のリーダーを18カ月務めた後、2018年初頭に同社を去る。
米Facebookに昨年4月に入社し、同社の先端ハードウェアチーム「Building 8」のリーダーを務めてきたレジーナー・デューガン氏が「新たな試みのために」退社すると発表した。後任はまだ発表されていない。同氏は引き継ぎのために2018年初頭まで同社に留まる。
デューガン氏は米Googleで先端技術チームATAPを率いていたが、2016年にFacebookに引き抜かれた。
Facebookでは、脳で思考したことを直接出力するシステムや、皮膚から脳に情報を入力するシステムなどに取り組んできた。
デューガン氏はFacebook投稿では具体的な次のプロジェクトについて語らず、1961年のジョン・F・ケネディ大統領の就任演説の一部から、世界平和のために取り組むという部分を引用し、「これはわれわれが生きている間には実現できないかもしれない。だが、とにかく始めよう」というケネディ氏の言葉に続けて、「だから、私は始める。自分のやるべきことを」と書いている。
この投稿にはOculus VRのブレンダン・イリーブCEOやヒューゴ・バーラ氏、今年のF8で活躍したVR/AR担当のボズことアンドリュー・ボスワース氏などの同僚が激励のコメントを寄せているが、マーク・ザッカーバーグCEOとシェリル・サンドバーグCOOの「いいね!」あるいはコメントはまだない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.