Microsoftが一部のデータセンターにCrayのスーパーコンピュータを設置し、Azureユーザーが機械学習やディープラーニングなどのワークロードで使えるようにした。
米Microsoftと米スーパーコンピュータメーカーのCrayは10月23日(現地時間)、クラウドサービス「Microsoft Azure」のユーザーに対し、Microsoftの一部のデータセンターに設置したCrayのXCおよびCSシリーズのスーパーコンピュータを利用できるようにしたと発表した。
機械学習やディープラーニングなどの高性能なCPUパワーを必要とするワークロードを、AzureのVMとMicrosoftのAIおよび機械学習サービスと直結したCrayのClusterStoreシステム上で実行できる。
MicrosoftとCrayは昨年12月、CrayのXC50でMicrosoftの「Cognitive Toolkit(CNTK)」をスケーリングするプロジェクトを発表している。
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