米Microsoftは7月10日(現地時間)、ワシントンD.C.で開催のパートナー向け年次会議「Microsoft Inspire」(旧Worldwide Partner Conference)で、クラウドサービス「Microsoft Azure」上のサービスをオンプレミスで利用できるようにする「Azure Stack」の受注を開始したと発表した。Microsoftは5月の「Build 2017」でAzure Stackを発表し、テクニカルプレビューを提供してきた。
Dell EMC、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、Lenovoがパートナー企業として、Azure Stackのソフトウェアを搭載した自社ハードを販売する。出荷は9月からになる見込みだ。
例えばMicrosoft Azureで提供しているサービスをMicrosoftのデータセンターがない地域で展開したい場合など、制約のある場合の利用が考えられる。
料金は、ハードウェアは仕様によるがHPE ProLiantの場合はサポートを含めて30万ドルから。ソフトウェアの利用料金はMicrosoft Azureと同様の「pay-as-you-use」式だ。料金についてはMicrosoftのサイトを参照されたい。
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