前CEO時代に失墜した信頼回復に努めるUberが、年会費無料のクレジットカード「Uber Visa Card」を全米で提供する。
米Uberは10月25日(現地時間)、年会費無料のクレジットカード「Uber Visa Card」の全米での提供を11月2日に開始すると発表した。
「UberEATS」を含む食事での支払いなら4%、宿泊やフライトなら3%、Uberを含むオンライン購入なら2%、その他のショッピングでは1%のポイントが付く。ポイントはそのままUberアプリに追加したり、ギフトカードに変えることも可能だ。
また、カード使用開始後90日以内に500ドル以上の支払いに使うと、100ドルもらえる。年間5000ドル以上使うとオンラインで使える50ドルも獲得できる。これはNetflixやAmazon Videoなどのサービスでの支払いに使える。
さらに、モバイル端末の保証(600ドルまで)や特別ディナーやシークレットショーへの招待などの特典もある。
Uberは現在、創業者で前CEOのトラヴィス・カラニック氏時代に失墜した信用を回復し、IPOを実現するためさまざまな取り組みを実施中だ。
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