Microsoftが「Microsoft Azure」のクラウド上の仮想デスクトップ環境「Windows Virtual Desktop」(WVD)強化を目的に、仮想化を手掛けるFSLogixを買収すると発表した。
米Microsoftは11月19日(現地時間)、デスクトップ仮想化を手掛ける米FSLogixを買収すると発表した。買収総額などの詳細は公表していない。
Microsoftは9月に「Microsoft Azure」のクラウド上の仮想デスクトップ環境「Windows Virtual Desktop」(WVD)サービスを発表しており、FSLogixの技術をWVD強化に生かしていく計画だ。
FSLogixは2013年操業のジョージア州スワニーに拠点を置く非公開企業。Microsoftだけでなく、CitrixやVMwareのパートナー企業でもある。
FSLogixは最近、「Microsoft Office 365」の仮想デスクトップ環境での操作性を改善するための「Office 365 Container」を発表している。
同社のランディ・クックCEOは発表文で「われわれたちは、Windows Virtual Desktopのパワーが仕事を改革していくことに非常に興奮しており、その改革に参加できることを楽しみにしている」と語った。
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