Appleが、クパチーノの本社に次ぐ規模のキャンパスをテキサス州オースティンに建設すると発表した。完成すれば同地で新たに5000人の雇用を創出する。また、MicrosoftやAmazonの本拠地であるワシントン州シアトルやサンディエゴなどにも新オフィスを開設する。
米Appleは12月13日(現地時間)、テキサス州オースティンに10億ドルを投じて新キャンパスを建設すると発表した。現行のキャンパスに隣接する約54万平方メートルの土地を追加し、1万5000人の従業員を擁するオースティンで最大の雇用者になる。
同社はまた、(米Microsoftと米Amazonの本拠地である)ワシントン州シアトルと、(係争中の米Qualcommの拠点である)カリフォルニア州のサンディエゴとカルバーシティにも新たなオフィスを開設する。各オフィスでも1000人以上の雇用を創出する。さらに、向こう3年中にピッツバーグ、ニューヨーク、ボルダーを含む米国各地の都市に事業を拡大する計画だ。
Appleは1月、米国での投資と雇用を拡充し、向う5年間で米国内で2万人の雇用を創出すると発表している。今回発表したのはその取り組みの一環だ。
オースティンのキャンパスには現在、6200人の従業員がおり、クパチーノの本社に次ぐ規模のオフィスになっている。新キャンパスはエンジニアリング、研究開発、オペレーション、ファイナンス、セールス、カスタマーサポートを含む多岐にわたる機能を持つ見込みだ。
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