千葉興業銀行、問い合わせに“自然言語の揺らぎ”を理解するAIが回答――JSOLのチャットbot「Collam」を導入

千葉興業銀行は、問い合わせ対応業務の効率化と顧客利便性の向上に向け、JSOLが提供するAIチャットbotサービス「Collam」を導入。AIを活用した文章の解釈と状況に応じた柔軟な対応により、顧客との自然な対話を実現する。2019年10月から公式サイトの問い合わせ窓口として稼働させる。

» 2019年06月12日 08時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 千葉興業銀行は2019年6月10日、公式サイトの問い合わせ窓口に、JSOLが提供するAIチャットbotサービス「Collam(コラム)」を導入すると発表した。2019年6月から開発に着手し、2019年10月から千葉興業銀行の公式サイトで利用できるようにする。

 千葉興業銀行では、2018年から当日振り込みの取り扱いが24時間365日可能になり、深夜帯の照会対応と職員の業務効率化が課題となっていた。この課題解決策の一つとして、今回、顧客対応向けのAIチャットbotを導入し、深夜帯の照会対応と行員の業務効率化を図る。

 Collamは、チャット形式の対話を通じて、AIが利用者の質問に適切な回答を行う対話型AI自動応答システム。自然言語の揺らぎ(曖昧性、部分一致など)に対応したAIによる文章の解釈と状況に応じた柔軟な対応が可能で、質問者との自然な対話を実現する。チャットbotで解決できない質問の場合は、有人チャットに切り替えることも可能だ。

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