IDC Japanによると、国内ハイパーコンバージドシステム市場は急成長が続いており、2019年は前年比約130億円増の450億8300万円となった。仮想化やDXによる需要の拡大から、今後も市場拡大が見込まれ、2024年には765億円規模を見込む。ただし、新型コロナウイルスの影響で成長性に差が出てくるという。
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IDC Japanは2020年6月11日、「国内ハイパーコンバージドシステム市場」の予測を発表した。
なお、今回の市場予測では、2020年3月25日時点における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響とその見通しを考慮しているという。
国内における2019年のハイパーコンバージドシステム市場の支出額は、前年比成長率40.4%の450億8300万円となった。同市場は、急成長が続いており、1年で130億円近く市場規模が拡大する結果となった。
ハイパーコンバージドシステムは、仮想化の進展に伴って顕在化した仮想マシンやストレージ管理の複雑化に伴う管理工数の増加や、パフォーマンスやストレージ容量の不足といった課題を解決するソリューションとして、国内で急速な普及が続いているという。
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