ITサービス/アウトソーシングを利用する国内企業のCIOなどを対象にした調査によると、2020年のIT投資は大企業ほど増加傾向にあり、コロナ禍の影響を踏まえて、AIや5Gなどの遠隔操作や自動化を推進させるようなテクノロジーに対する投資が積極的に行われる傾向にあることが分かった。
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IDC Japanは2020年7月30日、ITサービス/アウトソーシングを利用している国内企業のCIO(最高情報責任者)などを対象にした2020年のIT投資動向に関する調査結を発表した。
同調査は、国内企業のIT投資動向やITサービス/アウトソーシングの利用実態、課題などを把握するため、CIOやIT部門長、またはそれに準じる立場の管理者を対象にIDC Japanが毎年実施しているもの。2020年の調査は5月上旬に実施し、1467人から有効回答を得ている。なお、2020年に関しては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を考慮し、調査時点におけるビジネスに対する影響とIT投資に与える影響を測る調査項目を取り入れたという。
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