IDC Japanによると、2020年はコロナ禍で成長が鈍化するものの、前年比成長率13%で約346億円規模となる見通しだ。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
IDC Japan(以下、IDC)は2020年11月5日、国内の「アプリケーションPaaS(Platform as a Service)市場」の2019年の実績と2020〜2024年の予測を発表した。
IDCの定義によると、アプリケーションPaaS市場は、2つの要素で構成される。
1つ目は、パブリッククラウドサービスにおいて、「Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)」や「.NET Framework」「Spring Framework」などの標準フレームワークで構築されたアプリケーションの実行環境を提供する「デプロイメントセントリックアプリケーションプラットフォーム(DCAP)市場」だ。
2つ目は、開発とランタイムを1つのプラットフォームに結合し、GUIやビジュアルモデリング機能を備えてドラック&ドロップや単純なスクリプトでアプリケーション構築を可能にし、実行環境を提供する「モデル駆動型アプリケーションプラットフォーム(MDAP)市場」だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.