オムロン阿蘇がOracleのデータウェアハウスを導入 生産データの活用基盤に

オムロン阿蘇は「Oracle Autonomous Data Warehouse」と「Oracle Analytics Cloud」を導入した。自社工場内の「生産ラインの可視化」と、経営でのデータ活用推進を目的とした生産データの活用基盤に利用する。

» 2021年04月06日 07時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 日本オラクルは2021年4月5日、オムロン阿蘇が、クラウド型データウェアハウス「Oracle Autonomous Data Warehouse」とクラウド型アナリティクスサービス「Oracle Analytics Cloud」を導入したと発表した。

 オムロン阿蘇は、生産現場に密着した同社独自の生産革新活動(PPI:Product and Process Innovation)を通じて生産性や収益性の向上を目指す。同活動の一環として、これらを自社工場内の「生産ラインの可視化」と経営でのデータ活用推進を目的とした生産データの活用基盤に利用する。

 オムロン阿蘇は、これまで生産した製品数を現場の従業員が手作業で数えて、データを終業後に表計算ソフトに入力して集計するという方法で生産ラインの稼働実績を把握していた。従来の方法では、生産進捗(しんちょく)状況をリアルタイムで把握できないことに加えて、属人化による作業ミス防止や作業負担削減による業務効率向上などが課題として挙がっていた。

日本オラクルが語る、オムロン阿蘇がOracle製品を評価したポイントとは?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ