Googleの調査によると、ハイブリッドワークは、従業員のウェルビーイングにプラスの効果をもたらす一方、管理職と従業員との間に深刻なギャップを生じさせていることが分かった。ハイブリッドワークを成功に導く秘訣(ひけつ)とは?
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Googleは2021年11月26日、ハイブリッドワークに関するグローバルな調査結果を「Google Cloud」公式ブログで発表した。
同調査は、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカの4地域で約16業種の企業の管理職と従業員1244人を対象に2021年10月に実施。主にナレッジワーカーを対象としたが、回答者の20%は、医療、小売、運輸・物流分野など、コロナ禍でもテレワーク(リモートワーク)を全く経験することなく、最前線の現場で働いている人々だった。
調査によると、回答者の75%以上が「今後3年以内にハイブリッドで柔軟な働き方が組織内の標準的な慣行になる」と考えていた。また、回答者の70%が「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック(世界的大流行)以前にはテレワークをしたことがない」と答えていることを考慮しても、ハイブリッドワークは主流のワークモデルになりつつあり、今後その普及が見込まれるとGoogleではみている。
一方、ハイブリッドワークを長期的に持続させ、成功させるためには、克服すべき課題があることも明らかになった。
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