医療AIサービス普及に向けた共通基盤開発が加速 『健全なデータ』を提供するデータプラットフォームとは

インターシステムズジャパンは、HAIPへの加入を発表した。同社はHAIPで新しい標準規格「HL7 FHIR」の知見を活用して、医療AIの推進を目指す。

» 2022年01月06日 12時00分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 インターシステムズジャパンは2022年1月5日、「医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)」の組合員として加入したことを発表した。

 HAIPは、AI(人工知能)を活用して画像や生体情報などのデータから患者の症状を解析し、診断の高精度化や人的過失の防止、最適治療法の選択といった情報を医療現場に提供する医療AIサービスの普及を図る技術研究組合だ。厚生労働大臣と経済産業大臣の認可を得て、2021年4月に設立された。医療AIサービス(注)に向けた業界共通の基盤技術を開発し、その成果をオープン領域として公開することで、医療AIサービスの普及と発展、医療の質の確保や医療関係者の負担軽減を目指す。

医療情報相互運用の新しい標準規格とは?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ