Boomi AtomSphereの導入でサイロ化を解消、3年間で410％のROI達成へ――Forrester調査

Forresterの調査によると、Boomiのクラウドベースの統合プラットフォーム「Boomi AtomSphere」の導入企業は、3年間で410％のROIを獲得し、統合開発プロジェクトの期間を65％短縮しているという。

[金澤雅子，ITmedia]

　Boomiは2022年3月3日、同社のクラウドベースの統合プラットフォーム「Boomi AtomSphere」の導入効果に関するForrester Consultingの調査結果を発表した。

　調査は、Boomi AtomSphereの導入企業6社を対象に、調査／コンサル企業のForrester Consultingが実施したもの。Boomi AtomSphere導入によるコスト削減や事業利益などの経済的効果をまとめ、インタビュー調査対象組織の特性に基づいて作成したモデル組織として定量化している。

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3年間で410％のROI

　Boomi AtomSphereは、オンプレミスやクラウドのアプリケーションやデータ、デイバスの分散環境を統合管理し、ローコード開発にも対応するiPaaS（Integration Platform as a Service）。マスターデータ管理ハブ、B2B（Business to Business）／EDI（Electronic Data Interchange）管理、API開発／管理、ワークフロー自動化、アプリケーション開発の機能も備える。各種データソースやアプリケーションに接続するコネクターを標準装備する他、SDK（ソフトウェア開発キット）で独自コネクターの開発、公開も可能だ。

　調査結果によると、モデル組織では、Boomi AtomSphereの導入により、3年間で410％のROI（投資収益率）を達成しており、同プラットフォームへの投資回収期間は6カ月未満であることが明らかになった。