PowerShellを無効化せずにセキュリティリスクを低減 CISAらがアドバイザリを公開

CISAらは、PowerShellを適切に使うための共同サイバーセキュリティ情報シートを公開した。同シートはPowerShellを無効化せず、適切に管理/設定することでサイバー攻撃のリスクを低減しつつ、利便性を高めることが可能だとCISAらは主張する。

» 2022年06月24日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

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 米国、英国、ニュージーランドの3カ国のサイバーセキュリティ当局は2022年6月22日(米国時間)、「Windows」や「Microsoft Azure」の管理に利用されるスクリプト言語およびコマンドラインツール「PowerShell」の適切な運用に関する共同サイバーセキュリティ情報シートを公開した。

 同シートを公開したのは、米国家安全保障局(NSA)と米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)、ニュージーランド国立サイバーセキュリティセンター(NZ NCSC)、英国立サイバーセキュリティセンター(NCSC-UK)だ。

 同シートには、PowerShellの適切な設定と監視によって、セキュリティ機能や利便性を享受しつつ、サイバー攻撃に対処するための情報がまとめられている。

米国、英国、ニュージーランドのサイバーセキュリティ当局は共同サイバーセキュリティ情報シートを公開した(出典:CISAのWebサイト)

PowerShellを無効化せず、生かしながらリスクを低減する

 当局らが公開した共同サイバーセキュリティ情報シートは以下のページを確認してほしい。

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