ITRが国内ユーザー間ファイル転送市場を予測 脱PPAPやランサムウェア対策強化の影響は? 

ITRは、国内のユーザー間ファイル転送市場規模の推移と予測を発表した。脱PPAPの流れやランサムウェア対策強化は同市場どのような影響をもたらすのか。

» 2022年07月29日 07時00分 公開
[山口哲弘ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 アイ・ティ・アール(ITR)は2022年7月28日、国内のユーザー間ファイル転送市場規模の推移と予測を発表した。

 ITRは「ユーザー間ファイル転送」を、ファイルの送信操作を実施する主体がユーザーで、そのファイルを受け取る主体もユーザーである製品やサービスと定義している。

脱PPAPの流れやランサムウェア対策強化、市場にどう影響している?

 同予測によると、2021年度の売り上げ金額は対前年度比10.3%増の48億2000万円に、2022年度は52億円に達する見込みだ。2021〜2026年度の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は6.9%で、2026年度には市場規模が67億円に成長すると予測する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ