Vadeが、フィッシング攻撃によるなりすましの被害が多い企業ブランドのトップ25を発表した。日本のブランドも3つランクインしており、2021年下半期に比べて日本のブランドのなりすましが大幅に増加したことが分かった。
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Vadeは2022年8月4日(現地時間)、2022年上半期(1〜6月)のフィッシング攻撃に関する「Phishers' Favoritesレポート」を発表した。
同レポートは、フィッシング攻撃で最もなりすましが多かった世界の企業ブランドのトップ25を紹介している。
世界的になりすましの多い業界はどこか。同レポートによれば、全ての業界の中で最も多くなりすましが見られたのは金融サービス業界だった。金融サービス業界から合計8つのブランドがトップ25以内にランクインしている。
それに続くのはクラウド業界で、6つのブランドがランクインした。続いてeコマース/ロジスティクスとインターネット/通信業界からそれぞれ4つのブランドがランクインした。ソーシャルメディアからは3つのブランドがランクインした。
トップ5に入ったブランドは次の通りだ。
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