ITRは、業務自動化に向けた技術選定のポイントを解説するホワイトペーパー「業務自動化に向けた国内企業の現状と展望」を公開した。同社のアナリストが推奨する目的に応じた自動化のベストプラクティスとは。
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アイ・ティ・アール(以下、ITR)は2022年8月18日、ホワイトペーパー「業務自動化に向けた国内企業の現状と展望」を公開した。
同ホワイトペーパーはITRが実施したアンケート調査(注1)に基づき、同社のアナリストが国内企業の業務自動化に向けた取り組み状況と、技術選定のポイントを解説している。
(注1)2022年3月4〜15日の間、年商500億円以上の国内大企業に勤める部長職以上の役職者を対象にWebで実施した。有効回答数は531件。
ITRのアンケート調査によると、「業務の自動化をDX(デジタルトランスフォーメーション)の最重要事項として認識している」と回答した人の割合は45%に上った(複数回答)。「業務の自動化」は、「コミュニケーション/コラボレーションの高度化」の47%に次ぐ2位だった。
「業務の自動化」が最重要事項として認識されている主な要因として同社は次の3点を挙げた。
ITRは、「DXは単に情報をデジタルデータに置き換えるだけではなく、より迅速で多角的に処理を実施することによって初めて実現への道筋が開かれる」と指摘する。これにワークスタイルの変化や人手不足などの課題が加わり、業務の自動化を重視する傾向は今後もより強まるとみる。
国内企業が現在、自動化に取り組む業務領域と、今後に向けて準備が進む業務領域は次の通りだ。
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