AWS、Azure、GCPといったクラウド基盤サービスは、どう選べばよいのか。3つのサービスを取り扱うクラウドインテグレーターに、5つのユースケースを例に聞いてみた。
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BeeXの広木氏の発言とした記述にご本人の意図と異なる点があったと筆者から申し出を受け、表現を訂正しました。本文は訂正済みです(2022年8月23日13時更新)。
企業の業務システムをクラウドに移行する際、どんなクラウド基盤サービスを選べばよいのか。こうしたユーザーの声に応えようと、クラウドインテグレーターとして三大クラウド基盤サービスを熟知するBeeX(ビーエックス)の広木 太氏(社長)に話を聞いてみた。
BeeXは2016年3月に創業し、2022年2月に東証マザーズに上場したテラスカイグループの連結子会社だ。事業領域はIaaS(Infrastructure as a Service)およびPaaS(Platform as a Service)のクラウド基盤サービスを対象として、業務システムのクラウドへの移行やインテグレーション、マネージドサービスを提供している。
最大の特徴は「Amazon Web Services」(AWS)、「Microsoft Azure」(Azure)、「Google Cloud Platform」(GCP)の三大クラウド基盤サービスを取り扱い、マルチクラウドでの利用に対応しているところだ。その実力は、それぞれの重要な認定資格を保持していることからも分かる。
こうした背景があるからこそ、冒頭の問題について広木氏にかねてお聞きしたいと思っていたところ、今回取材の機会が得られた。
まず、3つのクラウド基盤サービスの印象について聞いたところ、広木氏はAWSについてこう話した。
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