富士キメラ総研はAIビジネス関連市場の調査結果をまとめた「2022 人工知能ビジネス総調査」を発表した。DXに向けた投資の伸びを受け、AIビジネス関連市場は順調に成長している。富士キメラ総研はその中で注目のAIビジネスとAIソリューションとして4分野を挙げた。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
富士キメラ総研は2022年9月13日、AI(人工知能)ビジネス関連市場の調査結果をまとめた「2022 人工知能ビジネス総調査」を発表した。
同調査によると、AIビジネスの国内市場規模は、2022年度は対前年度比13.2%増の1兆3139億円に成長する見込みだ。2027年度は、対2021年度比70.4%増の1兆9787億円に成長すると予想する。
2021年度のAIビジネス市場は、DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた需要が増加した。業務にAIを組み込む企業が増えたことから市場は拡大した。
2022年度も引き続き、DXやAIへの投資が伸びている。2023年度以降は、アプリケーション機能の高度化や特定業務に特化したシステム活用への投資が増える見込みだ。富士キメラ総研はコストや開発スピードなどの面で有利な内製化が多くなると見ており、内製化に関連するミドルウェアやサーバ、ストレージ、IaaS(Infrastructure as a Service)などの品目が大きく伸長すると予測する。
富士キメラ総研は、注目のAIビジネスとAIソリューションとして次の4分野を挙げた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.