クラウドストライクは「クラウドストライク2024年版グローバル脅威レポート」を発表した。脆弱なクラウド環境への攻撃増加やステルス性とスピードを重視したサイバー攻撃が急増すると指摘している。
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クラウドストライクは2024年3月25日、230以上の悪質な脅威グループの活動などを取り上げた「クラウドストライク2024年版グローバル脅威レポート」を発表した。
同レポートは毎年発行されており、今回で10回目となる。レポートでは、脆弱(ぜいじゃく)なクラウド環境が狙われていることや、ステルス性・スピード・効果を最大限に高めるために、窃取したアイデンティティー認証情報を悪用するサイバー攻撃が急増していることなどが解説されている。
同レポートの主な注目点は以下の通りだ。
CrowdStrikeのアダム・マイヤーズ氏(Counter Adversary Operations)は「脅威グループは攻撃の成功率を高め、不正なオペレーションの高速化を図るために、生成AIをはじめとした新たなテクノロジーを試し続けている。絶え間ない攻撃に打ち勝つには脅威インテリジェンスとハンティング機能を備えたプラットフォームソリューションを採用し、アイデンティティーの保護とクラウド保護対策の優先順位付けを実施し、企業のリスク領域を包括的に可視化する必要がある」とコメントした。
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