Oracle CloudWorld 2022が閉幕した。同イベントはOracleにとって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行後、初めてとなる対面での大規模イベントだ。イベントを通して感じたOracleの変化、そして日本オラクルの社長を務める三澤氏が語った今後の展望を紹介する。
ラリー・エリソン氏(Oracle会長兼最高技術責任者)が未来のクラウドの形を話した。これまでとは違う、クラウド同士が連携しユーザーに自由が増えるという。また同氏によれば、ヘルスケア産業においてもこれまででは考えられなかった変化が起きようとしている。
Oracleが発表した「Oracle Alloy」は、企業の成長を支える新たな武器になるかもしれない。クラウドへの規制が各国で強まり、企業のクラウド移行が困難になっている。この状況を打破するために登場したのがOracle Alloyだ。実際に同サービスを利用しているイタリアの通信会社大手、TIMの事例も紹介する。
Oracleのサフラ・キャッツCEO(最高経営責任者)とNVIDIAのジェンスン・フアンCEOが両社の協業拡大の意図を話した。フアン氏は今後、多くの企業がテクノロジー企業になると話すが、今回の協業拡大がどのように企業をサポートするのか。両者がそれぞれの思いを語った。