ブレードサーバでグリーン&仮想化――熱いサーバをクールに運用

エンタープライズコンピューティングの分野では仮想化やサーバ統合による省電力といった分野がいま熱い。ブレードサーバや仮想化ソフトウェアなど、その主要なソリューションを探る。

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icon 電源問題、騒音を解決:ブレードサーバがオフィスにやってきた!
比較的規模の大きいサーバ統合などで利用されることの多いブレードサーバだが、最近になってオフィススペースに設置可能な製品が登場している。冷却ファンや防音構造の本体ケースにより、執務環境への設置に耐えうる静音性が実現されたのだ。 (2008/09/12)

icon トレンドはメモリ組み込み型:VMware ESXiで盛り上がる仮想化専用ブレード
ブレードサーバの仮想化専用モデルがアツい。VMware ESXiなどを組み込みんで出荷されるラインアップが増え、本格的なサーバ仮想化時代の到来を予感させる。 (2008/09/11)

icon VMwareだけじゃない:仮想化技術を軸にブレードサーバを選んでみる
ブレードサーバは仮想化に適したプラットフォームとして注目が高い。IA以外の環境での仮想化に対応するIBMやサン、仮想環境でのNT4.0サポートを表明する富士通、独自の仮想化機構を作り上げた日立など、各社の戦略にも特徴がある。 (2008/09/10)

icon 省電力も、自律復旧も:ブレードサーバの潜在力を引き出す管理ツール群
1台のシャーシの中に複数のサーバコンピュータを搭載するブレードサーバにおいては、管理ツールを利用しなければその機能を使いこなせない。N+1リカバリやサーバ構成のGUI管理といった特徴を紹介する。 (2008/09/08)

icon ハコから出してすぐつながる:サーバネットワークのトレンドはI/Oの仮想化
管理者にとってネットワークの設定は煩雑なもの。ブレードサーバにおいてはI/Oの仮想化という手段で管理負荷軽減のアプローチが取られている。 (2008/09/04)

icon 決め手は熱のゾーンディフェンス:涼しい風を送れ――ブレードサーバのエアフロー
ブレードサーバの可用性において重要なのが、発熱したパーツを冷やすエアフロー(空気の流れ)である。搭載するプロセッサや各パーツの意味合いにより、CPUブレードのレイアウトには工夫が凝らされている。 (2008/09/01)

icon “入ってる”のはインテルだけじゃない:ブレードサーバに搭載されるプロセッサは百花繚乱
ブレードサーバにおけるプロセッサのチョイスは奥深い。主力のXeonに、仮想化やHPC分野に活路を見出すOpteron。用途によりItaniumも選択肢に入るし、Ultra SPARCやPowerアーキテクチャも存在感を示すという面白い市場なのだ。 (2008/08/29)

icon グリーンITと仮想化:グリーンITの現状と課題が見えてきた――JEITAユーザー調査から(後編)
データセンターやサーバシステムの専門家は、省電力機器の開発や普及、さらにはデータセンター環境の最適化を通じて、グリーンITを国、事業者、ユーザー企業が総合的に協調して推進することが重要だ。今後は仮想化技術によって電源を完全に停止する技術が非常に効果を発揮するという。 (2008/08/27)

icon 規格統一の動きは進まず:互換性か機能か――ブレードのシャーシを選択する視点
サーバ本体として機能するブレードと、それを格納するシャーシ(エンクロージャ)には、各ベンダーの戦略が表れている。 (2008/08/25)

icon グリーンITのこと、IBMに聞いてみた:暑い夏に考える――データセンターを冷やす取り組み
グリーンIT元年の今年はIBMが熱い、いや涼しい。グリーンIT化を支援するアセスメントやコンサルティングはもちろん、ハードやソフト、ファシリティまで幅広い内容のサービスや製品を取りそろえ、自社のみならず多くの顧客企業で省エネやコスト削減、CO2排出量削減の効果を挙げているという。 (2008/08/21)

icon グリーン&仮想化を支える:ブレードのポジショニングから各サーバベンダーの思惑を読む
コモディティ化が進みつつあるサーバ市場にあってブレードサーバは各社各様の“色”の違いを見て取れる興味深い製品だ。エンタープライズサーバ市場に対する戦略の違いが、製品の違いとして濃く反映されている。 (2008/08/15)

icon グリーン&仮想化を支える:「Generation 3」に到達したブレードサーバ
仮想化、グリーンITといったトレンドのもと、俄然ホットなブレードサーバ。市場も拡大傾向だ。第3世代とされる各社最新のラインアップに至った経緯は――。 (2008/08/11)

icon 新しいx86サーバブランド登場:日本IBM、超高集積サーバ「iDataPlex」を提供開始
日本IBMは従来のラック型x86サーバと比較し約2.5倍の価格性能比となる「iDataPlex」を提供開始。System x、Blade Centerに次ぐ同社の新しいサーバブランドとなる。 (2008/08/05)

icon グリーンIT、仮想化を見据え:NECがブレードサーバを強化――省電力化、価格改定など
NECのブレードサーバ「SIGMABLADE」が強化される。大規模システム向けには省電力性の向上が、中小規模システム向けには導入/運用面の改善が図られるという。価格も引き下げられる。 (2008/07/24)

icon 経産省参事官が語る:社会インフラの省エネを目指す「日本発のグリーンIT」
福田総理や甘利経済産業大臣も講演の中で言及するなど、政府もグリーンITの重要性を認識しているという。 (2008/07/02)

icon 狙いはメインフレームのモダナイゼーション:日本HP、無停止をうたうNonStopサーバにブレード型を投入
日本HPは6月25日、99.9999%の高可用性をうたうNonStopサーバの新ラインアップとしてブレード型の製品を投入した。超並列フォールトトレラントサーバとしての堅牢性と、ブレードシステムとしての管理性、拡張性、コンパクトさを融合した製品だという。 (2008/06/25)

icon サーバ統合は隗より始めよ:ブレードのニーズを切り開くIBM
ブレードサーバ市場は、中堅中小規模の企業まで広がりつつあるが、導入に踏み切れない企業も多い。IBMでは、具体的な利用イメージを提案しつつ将来的な仮想化へのパスを提案することで、導入のハードルを下げようとしているようだ。 (2008/06/17)

icon グリーンITと仮想化:グリーンITの現状と課題が見えてきた――JEITAユーザー調査から(前編)
社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、グリーンIT、環境負荷低減に向けた企業や団体の取り組みについて、アンケートやヒアリングによるユーザー調査を行った。「AMD Green IT 2008」での調査報告をリポートする。仮想化技術については関心は高いがまだまだ実施状況は低調のようだ。 (2008/08/22)

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仮想サーバの快進撃で、レガシーボックス(時代遅れのマシン)が駆逐されつつある。仮想化されたサーバは本当に高いパフォーマンスを発揮しているのか? そこに潜む厄介な連鎖反応とは? (2007/12/20)

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データセンターの電力インフラはいまだ課題が多く「1940年代の技術のまま」という意見も聞かれる。省エネ、冷却、湿度管理など、管理者を悩ます問題の解決法を探る。 (2007/12/17)