ITセレクト powered by 発注ナビ

「2024年問題」まだ間に合う? 物流・建築業向けクラウド型勤怠管理システムの導入メリットと注意点、おすすめ製品5選

author
ITセレクト編集部

更新

SHARE
X
Facebook
LINE
はてなブックマーク

「物流の2024年問題」が大きな課題となっています。厳格化する労働時間規制で労働力が不足し、物流に関わる運送業、建設業などに大きな影響があると危惧されています。もちろん、物流が滞れば「モノが届かない」「建てられない」「つくれない」「商売できない」……など、他業種の企業、一般消費者にも連鎖的に影響が及びます。

2024年問題への対策は喫緊の課題。“これから”であっても間に合うのでしょうか。例えばどんな対策があるのでしょうか。本記事では、物流の2024年問題とともに勤怠管理システムの重要性と“これから”であっても対策できる方法を詳しく解説します。

「まだ間に合う?」「“すぐ”いい製品を紹介してくれる?」

 ITセレクトのコンシェルジュにぜひ相談ください! 貴社の課題・目的・予算に合わせてピッタリの製品をご紹介します。

⇒簡単入力で無料相談する

運送、物流業の「2024年問題」とは

物流の2024年問題は「働き方改革関連法(働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律)」の全面適用に起因する課題です。

働き方改革関連法は「労働者がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会の実現」を目的とする法律です。端的には「時間外労働時間」が原則月45時間、年間360時間と規定され、時間外労働に対して罰則を伴う上限が設けられます。

参考  「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律について」(厚生労働省)

この働き方改革関連法については、大企業は2019年から、中小企業は2020年から適用されています。しかし運送業と建築業などの一部は業態の特性から別の扱いとなり、一般則とは異なる年間960時間の上限制限が適用されます。併せて、2024年3月末までの猶予期間が与えられています。時間外労働の上限が一般則とは異なる業界は、物流業、運送業のほかに、建築業、医師なども挙げられます。

物流の2024年問題によって以下の問題が懸念されています。

  • トラックドライバーの労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、モノが運べなくなる
  • もともと高齢化と労働人口の減少による深刻な人材不足が発生していたが、制限が設けられることで、さらなる労働力不足が発生する

経済産業省「持続可能な物流の実現に向けた検討会」資料によると、2024年問題に対して何も対策を講じない場合、「営業用トラックの輸送能力が2024年には14.2%、2030年には34.1%も不足する」と試算されています。

参考 「持続可能な物流の実現に向けた検討会」(経済産業省)

この問題に対処するために以下の対策が考えられます。

  1. 労働者の勤務スケジュールを最適化して無駄な労働時間を減らす
  2. 手作業/アナログ方法による無駄な作業を減らすことで、業務の効率を高める
  3. 働きやすい環境を整えることで、労働力の多様化を図る

これらは、手作業/アナログな従来型手法に代わる「クラウド型のIT製品」により、時間を掛けずに、比較的低コストで対策できる可能性が多くあります。今回はその中から「勤怠管理システム」を例に対策シーンを検討していきます。

“これから”の企業も大丈夫? 物流の2024年問題と勤怠管理システムの基礎知識

勤怠管理システムとは、従業員の勤務時間や休暇などのあらゆる勤怠情報・状況を正しく、リアルタイムにデータとして一元管理するシステムのことを指します。

「物流の2024年問題」については労働力の不足、労働時間の厳格な規制への的確な対応などさまざまな課題があります。もし「まだ」ならば、早急の対策が必要となります。リミットは2024年3月末です。

労働時間の規制変更に正しく対応するには、正確な労働時間の記録と管理のための体制が必須となります。

しかし業種、業態によってはオフィスワークの社員のように開始と終了をきっちりと明確にできないシーンは多くあるでしょう。労働力も不足する中で、主業務外である勤怠の記録や管理が複雑で、手間も時間が掛かって面倒なのであれば、結果曖昧になって「正確さが欠ける」ことになります。このような体制のままでは従業員は辟易しますし、企業としても大きなリスクになります。

これらの課題を解決する手段の1つが、クラウド型勤怠管理システムです。

自社の業態ニーズに合わせた勤怠管理システムの導入により、「正確なデータ」として登録、記録していくための基盤を整えられます。

勤怠管理システムの主な機能

勤怠管理システムには、従業員の勤怠情報を効率的に管理するためのさまざまな機能が備わっています。

勤怠管理システムの主な機能は以下の通りです。

機能名 機能詳細
リアルタイム追跡機能 GPSやモバイルデバイスを活用することで、従業員の勤務地と時間をリアルタイムで追跡する機能
労働時間の自動計算機能 勤怠情報をもとに自動で労働時間を計算し、残業や休日労働の管理を効率化する機能
休暇管理機能 休暇申請や承認をシステム上で行える機能
労働法規制の自動更新 労働法の変更に自動的に対応し、適切な勤務時間の設定を支援する機能
レポート生成 労働時間や出勤状況に関するレポートを生成する機能

「まだ間に合う」運送/建築業向けのおすすめ勤怠管理システム 5選

運送業、建築業向け機能も備えるクラウド型勤怠管理システムをご紹介します。(製品名 abcあいうえお順)

「製品が多すぎて選べない……」「おすすめ製品をすぐ知りたい」

\そんなときはITセレクトの相談専門スタッフが、ニーズに合った製品をご紹介します/

今すぐ相談する

 

freee勤怠管理Plus

logo

freee勤怠管理Plus

freee株式会社

3.5

10

  • 勤怠打刻・集計、各種申請・承認作業まで一元化
  • 誰でも使いこなせる操作性
  • システム連携で給与計算も自動化

製品詳細を見る


特徴 PCやスマホに加え、タブレット 、ICカード、生体認識などのさまざまな打刻方法に対応している勤怠管理システム
料金プラン 初期費用無料
1ユーザーあたり月額300円
無料トライアル あり(30日間)
無料プラン なし
製品詳細ページ https://www.itmedia.co.jp/itselect/product/24/

 

KING OF TIME

特徴 長年バージョンアップを重ねてきた豊富な機能で、独自の勤怠ルールを持つ企業でもスムーズに利用できる勤怠管理システム
料金プラン 初期費用無料
1ユーザーあたり月額300円(税抜)
無料トライアル あり(30日間)
無料プラン なし
ベンダーのWebサイト https://www.kingoftime.jp/

 

ジンジャー勤怠

logo

ジンジャー勤怠

jinjer株式会社

3.4

99

  • 法改正にしっかり対応
  • 誰でも使えるシンプルな画面
  • 安心サポートでラクラク導入

製品詳細を見る


特徴 スマホ打刻で直行直帰に対応したり、現時点の労働時間を自動集計機能など、運送業、建築業に適した機能が備わったいる勤怠管理システム
料金プラン 初期費用:要問い合わせ
+
1ユーザーあたり月額300円〜(税抜)
※公式サイトから見積もり依頼が可能
無料トライアル あり(1カ月)
無料プラン なし
製品詳細ページ https://www.itmedia.co.jp/itselect/product/28/

 

スタッフ派遣[TSW]

logo

スタッフ派遣[TSW]

オーバルテクノロジー株式会社

  • 現場、勤務時間、人数を選択し、大規模シフトを一括作成
  • スタッフとのやり取りは、アプリで完結
  • 組合せ自在、フルカスタマイズ可能

製品詳細を見る


特徴 豊富な機能やサーバースペックの中から選択して、自社にあった勤怠管理を実現できるスタッフ派遣業務用パッケージ
料金プラン 初期費用:62モジュールで310万円〜(税抜)
保守料金:62モジュールで月額1万5000円〜(税抜)
サーバー環境利用料:月額2万5000円~(税抜)
※使用する機能(モジュール)によって料金が変動
無料トライアル なし
無料プラン なし
製品詳細ページ https://www.itmedia.co.jp/itselect/product/15/

 

使えるくらうど勤怠管理for建設業

特徴 建設業に特化した勤怠管理システムで、現場での日報入力と労務費管理を同時に行うことができ、建設業特有のニーズに対応している
料金プラン 要問い合わせ
無料トライアル 無料デモの依頼が可能
無料プラン なし
ベンダーのWebサイト https://kintai-kensetsu.tsukaeru-cloud.jp/

運送/建築業の「勤怠管理システム」選定ポイントと導入ステップ

勤怠管理システムの選定ポイントと、導入の流れを解説します。

(1)業界特化/考慮機能、工夫の有無

自社のニーズ、業種、業態に沿った機能があるかどうかを確認しましょう。業界のニーズに特化した製品、あるいは業界特化型オプション/テンプレートの類いが用意される製品より選定すると、カバー範囲の広い一般企業向け製品で広くくまなく探すより効率がよいかもしれません。

例えば運送業では「ドライバーの運行管理機能」、建築業では「現場作業の進捗管理機能」なども重要と考えられます。

(2)使いやすさ

使いやすさも重要な選定ポイントです。PC操作が苦手なスタッフもいるでしょう。そもそも業務にPCは使わないスタッフもいるでしょう。「出社しない/出社の必要がない」スタッフも多いでしょう。直感的で簡単に操作できるデザインや機能をどうか、自社のニーズに合わせて確認しましょう。

併せて、現場作業員からオフィスワークスタッフまで、あらゆる場所や時間、さまざまなデバイスで操作ができるかどうかも確認しましょう。昨今「スマホアプリ対応/マルチデバイス対応」は選定要件の上位に挙がります。

(3)データの正確性

「正確なデータの記録」は法の順守、労働時間の管理に不可欠です。

従業員目線、管理側目線の双方で、エラーを最小限に抑え、信頼性の高いデータを記録できる機能を正しく備えているかどうかを確認しましょう。

(4)レポートと分析

リアルタイムに確認できる正確なデータは、労働時間、人員配分、コスト、生産性といった要素の把握や分析にも用いることで経営判断のための重要な情報になります。

(5)統合性

勤務時間のデータは、給与計算や人事管理などにも用います。既存システムとのデータ連携/統合性も忘れずに確認しましょう。データを統合することで、会社全体のデータの一貫性と効率性が向上します。法規制への適応力も向上します。

勤怠管理システム導入までの3ステップ

ここからは、導入までの3つのステップを解説します。

1.ニーズの特定と評価

まず、企業のニーズを明確にし、どのような勤怠管理システムが必要かを評価します。

現状の勤怠管理プロセスの問題点を洗い出し、必要な機能のリストアップ、予算の設定などを行います。

2.市場調査と製品選択

選定時は、企業のニーズと予算に照らし合わせて、機能、価格、サポート、レビューなどを確認します。

業界に特化した機能やシステムの統合性など、先ほど紹介した選定ポイントも意識しながら選定を行いましょう。

ITセレクトは、貴社の課題・目的・予算に合わせてピッタリの勤怠管理システムをご紹介しています。

⇒簡単入力で無料相談する

3.導入とトレーニング

最後に、選定した勤怠管理システムを実際に導入します。

システムの設定やデータの移行に加え、スタッフのトレーニングも行いましょう。

全ての関連する従業員がシステムを理解し、効果的に利用できるように、適切な指導とサポートが必要です。

喫緊の人員課題対策は、勤怠管理システムの検討が第一歩に

物流の2024年問題への対策とともに、喫緊の課題はクラウド型勤怠管理システムの導入によって解決できることが多くあります。「まだ間に合います」「今からでも遅くはありません」と親身になって伴走してくれるベンダーはきっと多くあります。最適なシステムとともに、人員課題、勤怠管理の効率化を進めていきましょう。

「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「時間をかけずに効率的にサービスを検討したい」というご担当者様は、ぜひITセレクトのコンシェルジュサービス(無料)までお問い合わせください。適切なIT製品・サービスのご紹介や各種資料を分かりやすくご提供します。

 

今すぐ資料請求できる「勤怠管理システム」製品一覧

 無料で資料ダウンロード可能な製品はこちら

専門スタッフへ相談

会社名必須
お名前必須
部署名必須
日中つながる電話番号必須
メールアドレス必須
ご質問・ご要望等任意

専門スタッフへのご要望を記載ください(例:2ヶ月後までに勤怠管理システムを導入したい 等)

ご確認事項

  • ご登録いただいた情報は、発注ナビ株式会社(以下「発注ナビ」といいます)が取得いたします。
  • 案件の詳細をお伺いするため、発注ナビよりご連絡差し上げる場合があります。

お申込みには、発注ナビ株式会社の「利用規約」「個人情報の取り扱い」及び発注ナビからのメール受信への同意が必要です。

勤怠管理システムは中小企業にも必要? 選び方とおすすめの勤怠管理システム14選

勤怠管理は、中小企業にとって業務負荷や人的ミスが発生しやすい一方で、未払い残業や36協定違反など、知らないうちに法令違反につながりかねない重要な業務です。紙のタイムカードやエクセルでの管理に限界を感じながらも、「今のやり方を変える余裕がない」と感じている企業も少なくありません。 そのため「システム化が必要だ」とは分かっていても、数多くある勤怠管理システムの中から自社に合うものをどう選べばよいのか分からない、導入後に現場が使いこなせるのか不安、といった理由で導入に踏み切れない担当者も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、中小企業で起きがちな勤怠管理における課題や問題を整理したうえで、勤怠 […]

thumbnail

    【今すぐ無料でできる】Google スプレッドシートで勤怠管理表を作成する方法|作成手順、主な関数と注意点をじっくり解説

    従業員の勤怠管理に課題を抱えている方へ。勤怠管理と一口にいっても、管理方法は企業によって様々ですが、大きくは手間と人手、確実性、コストが壁になっているのではないでしょうか。 この記事では、「すぐに・ほぼ無料」で実践できるGoogle スプレッドシートを使った勤怠管理の方法についてご紹介します。また、スプレッドシートで勤怠管理を行うメリットや、管理を効率化するための工夫、“スプレッドシートでは難しくなったらどうするか”の対策・方法とともに、自社の勤怠管理にお役立てください。 機能で比較「勤怠管理システム」おすすめ製品一覧 無料でIT製品選びをお手伝いします 勤怠管理システム製品の資料を一括ダウン […]

    thumbnail

      勤怠管理を無料で始める|ずっと無料/無料トライアルのある勤怠管理システム14選

      無料で使える勤怠管理システムは数多くありますが、自社に合った選び方が分からず迷っていませんか? 本記事では、初めての方にも分かりやすく、無料で使える主なサービスの特徴や選び方をまとめました。自社に合うサービスを効率よく見つける方法や、無料枠を超えた際の注意点まで詳しく解説します。「まずは無料で手軽に導入したい」という方は、ぜひご参考ください。 機能で比較「勤怠管理システム」おすすめ製品一覧 無料でIT製品選びをお手伝いします 勤怠管理システム製品の資料を一括ダウンロード 製品探しを依頼する この1ページで解決勤怠管理システムの主な機能、メリット/デメリット、選定ポイントは? おす […]

      thumbnail

        勤怠管理アプリの選び方|失敗しない要件定義と推奨14選【2026年版】

        勤怠管理アプリの導入やリプレイスを検討する際、「機能が多すぎて選べない」「無料や安価なもので十分なのか不安」と感じる担当者は少なくありません。近年は、働き方の多様化に加えて法令対応も求められ、単に打刻できるだけでは運用が回らないケースも増えています。 本記事では、勤怠管理アプリの基礎知識に加え、導入前に必ず押さえたい「法令対応の必須要件」、業種別の要件定義(診断)、比較しやすい10の選定軸を整理した上で、実務で紹介しやすい推奨14製品の特徴をまとめます。 【この記事でわかること】 勤怠管理アプリ導入で必須となる「3つの法令対応(客観的記録・残業上限・有休管理)」 業種別(シフト・外勤・ホワイト […]

        thumbnail

          勤怠管理表をExcelで作る方法|無料テンプレ・関数・日跨ぎ/深夜/残業の計算と注意点

          「なるべくコストをかけずに、まずは勤怠管理を回したい」と考えたとき、普段から使い慣れたエクセル(Excel)での管理は現実的な選択肢です。 一方で、計算式や運用ルールがあいまいなまま進めテイル状況では、「日跨ぎ勤務」「深夜(22時〜翌5時)」「月60時間超の残業」などで計算漏れが起きやすく、給与計算ミスや労務トラブルの原因になります。 本記事では、Excel(またはGoogle スプレッドシート)で“今日から使える”勤怠管理表を作る手順と、実務でつまずきやすい計算の考え方、最低限押さえたい法令面の注意点を、まとめて分かりやすく解説します。 無料でIT製品選びをお手伝いします 勤怠管理システム製 […]

          thumbnail

            カテゴリー関連記事

            関連記事をもっと見る

            この記事と同じカテゴリーの製品

            勤怠・人事管理システムTime-R
            携帯電話 勤怠管理システム
            ケンスマ勤怠
            Castime

            製品をもっと見る