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» 2004年02月02日 22時25分 公開

アイリバー・ジャパン、DivX対応CDプレーヤーなど春の新製品群を公開

アイリバー・ジャパンは2月2日、2004年の春から夏にかけて市場投入する新製品群を報道関係者に公開した。「2004 International CES」で披露したDivX対応のコンパクトプレーヤーや、Media Center Portable機などが含まれている。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 アイリバー・ジャパンは2月2日、2004年の春から夏にかけて市場投入する新製品群を報道関係者に公開した。同社は、携帯オーディオプレーヤー「iRiver」シリーズの製造元として知られる韓国レインコム(ReignCom)の日本法人。新製品には、「2004 International CES」で披露したDivX対応のコンパクトプレーヤーや、Media Center Portable機などが含まれていた(記事参照)。

photo 会場は、先日オープンしたばかりの新オフィス。東京・神田にある新オフィスは、サービスセンター「アイリバー・プラザ」を兼ねており、対面修理や商品の購入も可能だ。ちなみに、販売価格は同社の直販サイト「iRiver e・store」と同等だという。住所は、東京都千代田区神田小川町2丁目2番地「センタークレストビル」2階。地下鉄新御茶ノ水駅と小川町駅のB5番出口すぐ
photo 修理に時間がかかるときは、インターネット端末を自由に使える。営業時間は、午前10時〜午後7時
photo 40GバイトのHDDを搭載する「iHP-300 Series」

 「iHP-300 Series」は、20G/40GバイトのHDDを内蔵するポータブルオーディオプレーヤーだ。リチウムポリマー充電池内蔵で連続16時間の再生が可能。対応フォーマットは、MP3/WMA/WAV/Ogg Vorvis。FMチューナーも内蔵しており、もちろん録音機能を装備。外部マイクを接続すればボイスレコーダーにもなる。さらに、2型TFTカラーの液晶ディスプレイにより、イメージビューワーやテキストビューワーとしても利用できるようになった多機能モデルだ。

 PC接続のインタフェースはUSB 2.0。USB OTG(On The Go)をサポートし、デジタルカメラをつないで直接画像データを読み込める。価格は未定。2月末から3月上旬にかけて正式リリースし、1カ月後を目途に出荷を開始するという。

photo Portable CD DivX Player「iMP-1000 Series」

 「iMP-1000 Series」は、CESに出品され、注目を集めた世界初のDivX対応ポータブルCDプレーヤーだ。CD-Rなどに書き込んだDivXやMPEG4のファイルを再生できる。「DivXは出荷時点の最新バージョンをサポートするほか、プラスα(のコーデック)も検討中だ」(同社)。

 モバイル時は音楽プレーヤー(MP3/WMA/ASF/CD-DA対応)として利用し、自宅や会社ではビデオ出力端子とPCやテレビを接続してDivXやMPEG4のムービーを楽しむことができる。価格は未定だが、4-5月頃に発売する予定だという。

photo 「iMP-1100 Series」

 「iMP-1100 Series」は、iMP-1000に液晶ディスプレイを搭載したタイプ。ディスプレイは2インチTFTカラー。そのほかの機能はiMP-1000と同じだ。

photo 「Portable Media Center」を搭載した「PMC-100 Series」

 「PMC-100 Series」は、マイクロソフトの「Portable Media Center」を搭載したモバイルメディアプレーヤー。3.5インチTFT液晶ディスプレイでWindows Media Videoファイルを再生できるほか、MP3/WMAの楽曲再生にも対応している。

 記録メディアは20GバイトのHDD。USB2.0インタフェースを使ってメディアファイルやPCデータを伝送する。USB OTG(On The Go)対応、画像表示機能(イメージ・ビューワ)といった機能も備えている。発売は5-6月の予定。なお、発売時にはデザインが変更される可能性があるという。

photo Linuxベースの「PMP-100 Series」

 「PMP-100 Series」は、PMC-100 Seriesと同等スペックながら、組み込みLinuxを搭載したパーソナルメディアプレーヤーだ。このため、Windows Media Videoは再生できないが、DivXに対応している。

 音楽再生機能では、MP3/WMA/ASFをサポート。ボイスレコーディング機能もある。内蔵リチウムイオン充電池は連続5時間駆動が可能だ。上のPMC-100 Seriesと同時期に発売予定。

 アイリバー・ジャパンの橋本俊彦マーケティング・マネージャーによると、レインコムは「PMP-100」のようなLinuxベースPDAを使い、将来的には、ゲーム機能、GPS、通信機能のサポートといった展開を検討しているという。「ポータブルメディアプレーヤーとしての主流は、Portable Media Centerになるだろう。しかし、LinuxベースのPDAは自由度が高い。韓国国内では携帯電話キャリアとの提携なども進めており、(LinuxのPDAを)コミュニケーションツールとして発展させる方針のようだ」(同氏)。

photo マグネシウム・ダイキャストボディを採用した「iFP-900 Series」

 「iFP-900 Series」は、4月発売予定のシリコンオーディオプレーヤー。位置づけとしては、現在の「iFP-500 Series」の後継となる。対応音楽フォーマットは、MP3/WMA/ASF。

 マグネシウム・ダイキャストボディを採用した筐体には1.2インチ低温ポリシリコンカラー液晶(26万色)を搭載し、曲名やビットレートなどの情報を表示できる。FMチューナーも装備しているため、FM放送の録音も可能だ。USB OTG対応にくわえ、本体にイメージ・ビューワー機能も備えた。

 ラインアップは、メモリ容量によって128M/256M/512M/1Gバイトの4モデル。重量は60グラム程度という

photo 電池駆動可能な「iFP-700 Series」

 「iFP-700 Series」は、アルカリ単三電池1本で連続50時間再生が可能なシリコンオーディオプレーヤーだ。既存モデル「iFP-300」の後継となる。新たにUSB 2.0に対応したほか、iFP-900 Seriesと同じく、FMチューナーやMP3ダイレクトレコーディング機能を搭載。内蔵メモリは128M/256M/512M/1Gバイトの各モデルを用意する。対応フォーマットは、MP3/WMA/ASF。4月頃に発売する予定だ

photo デザイン違いの「iFP-800 Series」

 「iFP-800 Series」は、上の「iFP-700 Series」と共通の仕様。デザインのみが異なる。なお、iRiverはこれまでメモリ容量によって筐体の色も変えていたが、今後は同じメモリ容量のカラーバリエーションなども検討していく方針だ。

photo カメラ付きオーディオプレーヤーの「iFP-1000 Series」

 「iFP-1000 Series」は、30万画素CMOSセンサーと1.2型低温ポリシリコン液晶ディスプレイを備えたデジカメ内蔵のオーディオプレーヤー。リチウムイオン充電池で約50時間の連続再生が可能だ。ただし、日本では携帯電話のデジカメが高機能化していることから、国内投入しない可能性もあるという。

photo ペンダント型の「iFP-1100 Series」

 もともと女性向けに企画されたというペンダント型の「iFP-1100 Series」。本体前面には有機ELディスプレイを備え、タイトルや曲名が青く光る。ネックレス部分にイヤホンのケーブルが内蔵されているため、ケーブル類をシンプルにまとめることができるのも特徴だ。ただ、デザインこそ「Jewelty Looking MP3 Player」のコンセプト通りに仕上がったが、本体が当初の目論見よりも大きくなってしまったため、とくに女性専用として販売することはしないという。

 またPCとの接続はUSB。ペンダントのネック部分で本体が分離し、USBインタフェースが現れる仕組みだ。ネックレスから本体を取り外して使うことも可能。USB経由でPCから充電する機能もある。充電池はリチウムイオンポリマー。最大約20時間の再生が可能だ。こちらも4-5月に発売予定となっている。

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