アイ・オー・データ機器は4月12日、リムーバブルHDD規格「iVDR」対応機器を4月下旬に発売すると発表した。同規格対応機器の製品化はこれが初めて。
発売するのは、USB 2.0接続のアダプタと20GバイトのiVDR mini対応HDDのセット「USB2-iVDR/20」(3万4000円、税別)と単体の20GバイトiVDR mini対応HDD「iVDR-20」(2万4000円、同)。
アダプタは、PCに接続して使用する。シリアル使用のiVDR/iVDR mini対応HDDを装着可能だ。USBバスパワーで駆動する上、サイズは95.0(幅)×135.0(奥行き)×21.5(高さ)ミリとコンパクトで、USBケーブルは本体に収納可能。モバイル用途で便利に使用できるようになっている。
20GバイトiVDR mini HDDは80.0(幅)×67.0(奥行き)×10.0(高さ)ミリ、重さ約70グラム。ホットスワップに対応している。
iVDRは、デジタル家電やモバイル機器向けリムーバブルHDDの規格。2002年に業界コンソーシアムが発足し、同社や富士通、三洋電機、トヨタ自動車など38社が参加している。
2.5インチHDDを使用したパラレルATA向け「iVDR Parallel」と、同サイズHDD使用のシリアルATA向け「iVDR」、1.8インチHDDの採用でiVDRをコンパクト化した「iVDR mini」を策定済み。さらに、1インチHDDを採用した「iVDR Micro」も発表した。
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