GARAGEは、30代−40代の男性を主な対象としたセレクト型ショップ。「タカラ=おもちゃメーカー」というこれまでの概念を覆す商品が多くラインナップされており、おもちゃメーカーの直営店とは思えない雰囲気を漂わせている。
竹内氏は「“ライフエンタテイメント企業”というタカラの目指す方向性を見える形にしたのがこの『GARAGE』なんです」と、そのコンセプトを語る。
店内には、同社製品だけでなく、玩具から、雑貨、楽器、自動車、ロボットまで、さまざまな形で生活を楽しむというコンセプトに沿った商品が並べられており、1・2階あわせて約311坪という広大なフロアには約1万点の商品が並べられている。
それぞれにテーマを持った「City Cruising」「Entrance」「Dad's Nest」「Gift Box」「Silent Times」「Field Life」「My Favorite」「Seaside Deck」というゾーンに分かれているほか、「GARAGE CAFE」というカフェもある。
それでは早速、見所をナビゲートしてもらおう。
1階は乗り物がテーマの「City Cruising」。乗り物といってもただの乗り物ではない。並べられているのは、乗れるチョロQというコンセプトで開発された電気自動車「Q-CAR」、電動ハイブリッド自転車「B PLUS」、発売25周年を迎えた「チョロQ」などなど、楽しい乗り物が所狭しと並んでいる。
注目はやはり「Q-CAR」。スタンダードタイプはもちろん、兄弟車種の「U」もさまざまなバリエーションが展示されており、試乗も可能。「B PLUS」も試乗可能で、30分〜1時間ほど日本橋の町を走ることができる。
また、お父さんたちに人気なのがチョロQコーナー。ノーマルなチョロQをはじめ、モーターチョロQやチョロバイも置かれている。試走台もあり、「会社帰りのお父さんが遊んでいますよ」とは竹内氏。10歳の頃チョロQで遊んでいた子供も今や35歳。立派なお父さんになっている歳だが、チョロQのゼンマイが童心を呼び覚ますのだろう。
基本的には車がテーマのゾーンだが、なぜか番竜も置かれていたりする。もちろん売り物。200万円で販売中だ。
2Fに入るとまず目に付くのが、「Entrance」のゾーン。現在は、プロダクトデザイナー・深澤直人氏が手がけた「±0」(プラスマイナスゼロ)の商品が並ぶ。
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