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» 2004年07月09日 21時36分 公開

フロントプロジェクター販売ランキング(2004年6月28日〜2004年7月4日):平日はプレゼンに、週末はシアターに――小型データプロジェクターの活用法

静止画中心で輝度も高めのデータプロジェクターと、映画など動画をメインに設計されたホームシアター向けとは、これまでしっかり住み分けされていた。だが最近は、ホームシアター用途を考慮したデータプロジェクターも登場し始めている。

[西坂真人,ITmedia]
順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1  2 セイコーエプソン EMP-TW10H 2004/4/28 168000
2  1 三洋電機 LP-Z2 2003/10/21 268000
3  4 セイコーエプソン EMP-TW200 2003/10/24 268000
4  3 松下電器産業 TH-AE500 2003/10/10 オープン
5  5 日本電気 VT460JK 2003/8/1 248000
6  7 セイコーエプソン EMP-S1H 2004/5/1 148000
7  13 ソニー VPL-ES1 2003/10/11 158000
8  6 セイコーエプソン EMP-S1 2003/6/2 148000
9  9 日本電気 VT660JK 2003/8/1 398000
10  8 松下電器産業 TH-LM1 2003/12/25 148000

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

 GfK Japanが全国量販店のPOSデータから集計した販売データによるランキングをチェック。7月第1週のフロントプロジェクター売れ筋ではホームシアター向け上位4機種が依然として強く、前週と比べてもそれぞれ1つだけ順位を上下に交換しただけの動きにとどまった。

 Top10の上位が家庭向けプロジェクターで、下位がビジネス向けデータプロジェクターという図式がこのところ続いている。全体の出荷台数ではデータプロジェクターの方が圧倒的に数が多いはずだが、参入メーカー・機種数が多いため販売もバラける傾向なのだろう。ランキングデータが、個人ユーザーの多い量販店ベースという点も家庭向けが上位にくる要因だ。

 それでも量販店でデータプロジェクターを個人で購入するというユーザーは、出先でのプレゼンテーション用に持ち歩きたいといったニーズが高い。7位のソニー「VPL-ES1」や10位の松下電器産業「TH-LM1」のように、2キロ以下のカバンにすっぽり入る小型軽量タイプが受けているのもそんなニーズからだろう。

 比較的明るい場所でハッキリとした画像(静止画中心)が求められるデータプロジェクターと、ほぼ真っ暗なリビングなどで映画の細かな色合いや情感を表現しなければいけない動画中心のホームシアター向けとでは、本体プロジェクターの作り方がまったく違う。

 だが最近はデータプロジェクターにも、ホームシアター用途を考慮した製品が出てきた。6位と8位にランクインしているセイコーエプソンのビジネス向け「EMP-S1/EMP-S1H」にも映像ソースに合わせて5つのカラーモードが用意されており、その中には「シアター」「リビング」という家庭用途を想定したモードが存在する。また、先日発表されたソニーのデータプロジェクター「VPL-ES2」にも、ビジネス向けでは珍しいコンポーネント専用入力(RCA端子)を装備し、画質モードには「リビング」「シネマ」などホームシアター向けモードが搭載されている。

 高価なプロジェクターも「平日はノートPCをつなげてプレゼンに活躍、週末はリビングテーブルの上に置いて家族で映画三昧」とフル回転させれば十分モトはとれそうだ。

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