順位 | 前回 | メーカ名 | 型番 | 発売年月日 | 標準価格 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 松下電器産業 | DMR-E85H | 2004/4/1 | オープン |
2 | 3 | ソニー | RDR-HX8 | 2003/11/21 | オープン |
3 | 2 | パイオニア | DVR-520H | 2004/6/1 | オープン |
4 | 5 | ソニー | RDR-VD60 | 2004/4/1 | オープン |
5 | 6 | 日本ビクター | DR-MX1 | 2004/7/1 | オープン |
6 | 4 | 松下電器産業 | DMR-E150V | 2004/6/21 | オープン |
7 | 7 | ソニー | RDR-HX6 | 2004/4/1 | オープン |
8 | 18 | 三菱電機 | DVR-S300 | 2004/6/21 | オープン |
9 | 8 | パイオニア | DVR-510H | 2003/10/1 | オープン |
10 | 9 | 東芝 | RD-XS43 | 2004/8/1 | オープン |
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています
徐々にではあるが、アテネオリンピック需要を見込んで新規参入したメーカーがランキングに進出し始めたようだ。先週のランキングには、三菱電機「楽レコ」が初登場。同社を含め、6社が入り乱れる混戦模様となった。1カ月前の状況が嘘のようだ。
三菱電機は、7月28日の第1四半期決算で「DVDレコーダー市場のシェア10%をすでに獲得した」(三菱電機広報部)としている(関連記事)。その数字が、販売台数ベースのランキングにも反映されたといえそうだ。
もっとも、今回ランクインしたのはメインストリームとなるHDD搭載ハイブリッドレコーダーではなく、VHSビデオ一体型の「DVR-S300」だ。DVR-S300は、DVD一枚に最大10時間の録画が可能な長時間モードが特徴で、HDD内蔵モデルのように“録りためる”こともできる。
しかし「楽レコ」といえば、やはり起動から1.5秒で録画を開始できるというクイックレスポンスの「DVR-HE700/600/500」が本命だろう。録りたい番組が始まる数秒前に帰宅しても間に合うわけで、実際、発表会で初めて見たときは、かなり惹かれた(ちなみに、わが家の「RD-X4」は、起動から1〜2分は何の操作もできないため、イザというときのために常時通電状態。画質や機能に不満はないが、家計と地球には優しくないのだ)。今後は、HDD搭載タイプのランクインにも期待したい。
もう一つ期待したいのは、ハイエンドモデルの追加だ。三菱電機といえば、かつてはハイエンドAVの分野でソニーや日本ビクターと競い合ったメーカーである。製品レビューでも挙げたビデオデッキの「ファンタス」、あるいは大画面テレビ「CZ」シリーズのような高画質モデルは、当時のAVファンにとって憧れの製品だった。あの頃の三菱をもう一度……と考えてしまうのは、古いAVファンだけだろうか?
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