シームレスなコンテンツ共有を実現するUPnPミドルウェア
異なるベンダーの機器をつないで、デジタル音楽・映像コンテンツをシームレスに交換できるミドルウェアを求めるメーカーは、Fraunhofer Institute for Open Communications Systemsが開発した技術をテストしたいと思うかもしれない。
Fraunhoferと同団体からスピンオフしたTwonkyVisionは、UPnP(Universal Plug and Play)標準をベースにしたミドルウェア「UPnP AV」を開発した。このミドルウェアは無償提供されており、TwonkyVisionのWebサイトからダウンロードできる。
ベルリンで開催のデジタルホームカンファレンスe/homeで、FraunhoferのUPnP開発チームに所属するレネ・ストルプ氏は9月1日、「メーカーが自社製品でUPnPをテストできるよう、このソフトを無償で提供する。しかし、UPnPソフト開発キットには料金を課す考えだ」と取材に応えて語った。
このUPnPミドルウェアは、WindowsとLinuxのどちらにも対応する。
Fraunhoferはe/homeで、自社のUPnPミドルウェアをベースにするマルチメディアホームネットワークのデモを行った。デモでは、Philips Electronics、Linksys Group、Netgear、ソニーなどのベンダーによる機器の間で音楽・映像コンテンツを共有する様子が示された。
「われわれのソフトによって、デバイス間の相互運用性が真に実現し、ユーザーは家にあるどの機器からも、どこからでも写真・映像・音楽を呼び出せるようになる」(ストルプ氏)
UPnP技術は、あらゆるタイプのPC、インテリジェントアプライアンス、無線機器を接続し、IPとWebを利用して、家庭やオフィス、あるいはその間のどこかにあるネットワーク対応機器の間でデータを転送できるようにする。この技術はFraunhoferが加盟するUPnP Forumの主導により標準化されている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
2
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
3
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
4
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
5
PayPay、「免許証画像で本人確認」廃止 ICチップ読み取りに統一
-
6
トランプ大統領、Googleに「大西洋」の改名を打診 ピチャイCEOが「大洋は勘弁を」と難色
-
7
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
-
8
デジタル庁、公式サイトへの問い合わせ最大1万3000件漏えいか Web制作ツール「Studio」不正アクセスで
-
9
1000万のWebサイトで「生きたAPIキー」が大量に“丸見え”状態? 大手銀行やインフラの鍵も 米スタンフォード大などが調査
-
10
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR