盆栽の上のフィギュアが、マンボのリズムに乗って動く――タカラの「動く ザ・マン盆栽」(11月中旬発売、同3990円)は、模型の盆栽からマンボ音楽が鳴り、盆栽上で浴衣姿の人が踊ったり、宇宙飛行士が歩いたり、カップル人形がイチャイチャしたり、与作が木を切ったりする。
パラダイス山本氏が提案し、ちょっとしたブームになっている、フィギュアと盆栽鉢を使った“アート”「マン盆栽」をおもちゃ化した。12月にはクリスマスミュージックをマンボアレンジにした音楽が鳴り、イルミネーションが光る「光る!ザ・マン盆栽」(同9975円)も発売予定。一人きりのクリスマスの友として、線上のメリークリスマスとどちらを取るか、迷ってしまいそうだ。
チャイルドマインドは、笑いながら動くお菓子袋「おかしなお菓子」(11月発売)を出展している。カールやかっぱえびせんの袋と同デザインの袋にモーターと針金を内蔵し、スピーカーとマイクをつないだ。マイクが音声を拾うと、モーターが動いて針金を動かし、袋全体が動くと同時に、スピーカーから“ギャハハハ”という笑い声が聞こえる。
タカラの「歴史の魂」(12月発売、同1995円)は、織田信長や沖田総司など歴史上の人物が“肉声”でしゃべるフィギュアだ。
台座にスピーカーを内蔵。人物の音声を肖像画や骨格などから割り出す「ボイスモンタージュ」で作成した“肉声”で、信長なら「光秀、是非に及ばず」、沖田なら「手向かうものは、すべて斬る」といったせりふを再生する。実際に聞いてみると、意外と“アニメ声”――声優風の音声で、ちょっとがっかりしてしまった。本当にこんな声だったのかなあ。
タカラは、ミッキーマウスなどディズニーキャラクターをあしらったオルゴール「D's Happy Orgel Theater TV」(3月発売、同2万9400円)も展示中。3万円近くと高価なのは、ただのオルゴールではないからだ。
額縁内の右上に見えているディスプレイ、実はシャープ製の1.5インチ液晶TV。TVをつけるとミッキーマウスマーチの音楽が再生され、ミッキーやドナルドのフィギュアが動き出す。オルゴール音声を消してTV音声だけを聞くことも可能。ビデオ入力端子を装備し、DVD映像なども鑑賞できる。
同じD's Happyシリーズとして、ディズニー音楽専用のバーチャルサラウンドスピーカー「D's Happy 3D Sound Player」(同1万9950円)や、加湿器「D's Happy Plasmacluster Ion」(同3万3600円)も3月に発売。Sound Playerは、専用カセットに収録した10種類のディスニー音楽をサラウンドで楽しめる。Plasmacluster Ionは、シャープの除菌イオンシステムを採用した本格的な加湿器だ。
「それぞれ、数はそれほど出さない予定。マニア向けのプレミアグッズとして売り出す」(説明員)。
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