三洋電機は9月10日、ホームシアター向け液晶プロジェクター新製品として高画質モデル「LP-Z3」とエントリー機「LP-Z1X」を発売すると発表した。価格は10月15日字発売のLP-Z3が29万4000円、10月21日発売のLP-Z1Xが23万1000円。
LP-Z3は、家庭用普及モデルとして昨年10月に発売した「LP-Z2」の後継モデル。トータル映像ソリューション「トパーズリアル」を搭載。リアル10ビット映像処理回路を装備して色彩や階調再現性を向上させたほか、アイリス開閉を63ステップで調節できる「電動レンズアイリス」、コントラスト感と静音性を両立した「新リアクトイメージモード」など高画質化技術を備えた。
コントラスト比は業界トップクラスの2000対1(前モデルは1300対1)で輝度は800ルーメン。カラーリングはミラノブラックとプレシャスシルバーの2色を用意した。
エントリータイプのLP-Z1Xは、LP-Z2で特に評価の高かった上下左右レンズシフト機構を搭載。上下で最大3画面分、左右で最大2画面分の画面移動を可能にし、床置き/天吊り/斜め投写/壁掛けに対応するなど設置の自由度を高めた。コントラスト比は1000対1で、輝度は700ルーメン。
両機種ともにハイビジョン対応0.7インチ高精細ワイドTFT液晶パネルを搭載。画素数はLP-Z3が約276万画素(1280×720ピクセル×3)、LP-Z1Xが約157万画素(964×544ピクセル×3)。DVD以外にハイビジョン映像の再生に対応する。
主な仕様は以下の通り。
LP-Z3 | LP-Z1X | |
---|---|---|
表示方式 | 3原色液晶シャッター投映方式 | |
液晶パネル | 0.7型(16:9)高温ポリシリコンTFT液晶 | |
画素数 | 92万1600画素×3枚 | 52万4416画素×3枚 |
解像度 | 1280×720ピクセル | 964×544ピクセル |
レンズ | 1.3倍ズーム(手動) | |
光源 | 135ワット UHPランプ | |
消費電力 | 210ワット | |
輝度 | 800lm | 700lm |
コントラスト比 | 2000:1 | 1000:1 |
騒音 | 23〜29dBA | |
インタフェース | HDMI/3RCA/D4/S/コンポジット | 3RCA/S/コンポジット |
サイズ | 359(幅)×116.7(高さ)×273.5(奥行き)ミリ | |
重さ | 4.1キロ | |
価格 | 29万4000円 | 23万1000円 |
発売時期 | 10月15日 | 10月21日 |
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