日本ビクターは、「CEATEC JAPAN 2004」の同社ブースで二足歩行ロボット「J4」(コードネーム)を披露した。J4は、全高200ミリ、約770グラムの小型ロボットで、手足などに26の自由度を持つ。
J4のコントロールは、Bluetoothで行っている。また、頭部にはカメラを備えており、将来的にはパソコンから「J4」が見ている画像を確認できるようにする予定だ。
「コミュニケーションに重点をおいて開発しています。AV機器の操作が複雑になり、分かりにくいでしょう? J4は、AVシステムの状態を目に見えるようにしてくれます」(日本ビクター)。
詳細は教えてもらえなかったが、J4がAV機器のネットワークに入り込んで、何やら便利なことをしてくれそうだ。AV機器を買い足すたびに増えるリモコンや、機能が増えるにつれて複雑になる操作に苦労している人は多いはず。そんなとき、助けてくれるロボットがいたら便利だろう。気になるのは製品化の時期だが、「実用化はまだ先でしょう」(同社)。
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