メーカー直販ならではのしっかりした顧客管理と、アフターサービスの安心感も魅力の1つだ。
「製品のシリアル番号だけでユーザーのあらゆる情報がすぐに引き出せるので、よりつっこんだサービスが行える。いつ頃出荷した製品かはもちろん、部屋のどこに設置しているかまでメーカーが把握しているのは、従来のテレビメーカーにはない取り組み」(吉崎氏)
家電製品の“デジタル化/高機能化“で、設置や使いこなしが以前と比べて非常に難しくなっているという声がユーザーから上がっている。一方で、現在のディーラー経由の家電販売スタイルは、販売店の声ばかりがメーカーに聞こえてきて、本来のユーザーの声や姿が見えなくなってしまっている。
“メーカー直販”というカタチは、デジタル家電、特に大画面テレビ販売の新たな潮流として期待も大きい。
「専門スタッフやオペレーターがユーザーと交わした内容、例えば製品についてこんなことを言われたといったレポートは、すぐに社内のあらゆる部署で共有され、今後の製品作りやサービス向上に反映されている。ユーザーの生の情報をすぐに生かせるのが直販の最大のメリット。今では毎日のようにレポートが届けられ、ストレートなその内容に幹部クラスの社員もセンシティブになるほど。だが、このような生の声によって、われわれももっとよい製品を作ろうという意識になる」(吉崎氏)
このようにメーカー直販というデジタル家電の新たな販売スタイルを提案しているエプソンだが、やはりテレビは購入前に実際の映像などを自分の目で確かめてみたいもの。
現在、エプソンダイレクトプラザ(東京・秋葉原)/エプソンスクエア新宿(東京都新宿区)/GARAGE(東京都中央区・COREDO日本橋1階)/エプソンイメージングギャラリーepSITE新宿(東京都新宿区)/エプソンスクエア御堂筋(大阪市中央区)などでLIVINGSTATIONを常時展示している。(LIVINGSTATIONの展示情報はこちら
また、10月1日から12月19日までLIVINGSTATIONの体験イベント「エプソン大画面テレビ体感フェア」を全国各地で開催している。(「エプソン大画面テレビ体感フェア」の詳細はこちら)
「体感フェアでは、ユーザーの生の声をダイレクトに聞ける場として我々自身も活用している。お客さまにも大変好評をいただいており、商品を見ていただくことの重要性を改めて感じている。体感フェアとともに自前のショールーム網を展開していきたい。その第一弾として、名古屋市栄地区のセントラルパーク内にLIVINGSTATIONを中心としたショールームを11月19日に設置する。今後も全国各地でLIVINGSTATIONを体感していただけるショールームを設けていく予定なのでご期待いただきたい」(吉崎氏)
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