しっぽを装備して“峠デビュー”を果たす前に、自分の運転技術を磨いておきたいものだ。元ラリーストで自営業の藤原文太さん(仮名)によると、「ドラテクなんて他人に教わって身に付くもんじゃねぇ」そうだが、犬ならどうだろう? 実は、安全運転を指南してくれる犬が、間もなく登場する。
「カー・ぺっと」は、犬のキャラクター「ドットちゃん」の散歩を通して、ドライバー安全運転レベルとクルマの乗り心地をリアルタイムに測定してくれる“安全運転判定機”だ。
「中には前後左右の揺れを検知する水平センサーが入っていて、クルマの挙動をリアルタイムに判定しています。LEDの色は赤(キケン)から青(安全)まで7段階に変化して、そのときのドットちゃんのご機嫌を教えてくれます」。
たとえば、クルマを急発進させると、画面の中のドットちゃんは置きざりにされて不機嫌になる。急ブレーキを踏むとドットちゃんの顔が画面にぶつかり、ムッツリしてしまう。もちろん、ドライバーがドットちゃんばかり見ていてはキケンなので、運転中は音とLEDの色だけでも“ご機嫌”を伺うことができる。
そして運転が終わると、5段階の総合評価が表示されるのだ。「画面表示は5段階それぞれに4種類。計20種あります。中にはなかなか出ないレアなものもありますよ」。
たとえば、最も安全な運転と判断したら、ドットちゃんの笑顔とともにファンファーレが鳴る。逆に、ドットちゃんの顔にタテ線が入っていたりしたら(ちびまるこ状態)運転が下手だったということ。そしてサイアクの判定だったときは、赤い画面とともに長くて鬱陶しい音楽がなり続ける。「ドライバーも安全運転を心がけるようになるでしょう」。
このほか、液晶画面に時計を表示したり、「ふせ」「お手」などのミニゲームでドットちゃんとの相性を診断する機能もある。ちなみにゲームの成績が良いと、ドライブの総合判定が一段階アップ! それでいいのかな?
「カー・ぺっと」の価格は3980円(オープン)。水を入れた紙コップなんかを載せるよりは、ずっと楽しい。
最後に紹介するのは、低価格でインパクトの大きなこの商品だ。ワイパーを動かすと、蛍光色の横からひょっこり顔を覗かせる怪しい奴ら。
「単に、ワイパーを動かしたときの遠心力で出てくるだけなんですけどね……」。
社長も説明に困るこの商品は、「ザ・出現」という。ワイパーに取り付けるだけの簡単装着で、愛車に怪しさを付加できるジョークアイテムだ。もちろん、実用性はカケラもない。
「グッドマン」と「ミニグレイ」の2種類があり、価格はどちらも1180円(オープン)。愛車のドレスアップにどうぞ。
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