Samsung Electronicsは、「2005 International CES」(米国ラスベガス)会場に、フラッシュメモリに録画するMPEG-4カメラや、525万画素CCDを搭載したDVカメラ、42時間再生可能なMP3プレーヤーを出展した。
DVカメラ「SC-D6550」は、CCDとレンズを2つずつ搭載しているのが特徴。というのも一方は動画用、一方は静止画用に装備しているためだ。動画用は68万画素CCDと10倍ズームレンズ、静止画用は525万画素CCDと3倍ズームレンズとなっている。
動画はminiDVテープに、静止画とMPEG-4動画はメモリカード(SDカード、マルチメディアカード、メモリースティック対応)に保存する仕組みだ。米国では5月発売予定で、779ドル。
MP3プレーヤー「YP-MT6」は、単3形乾電池1本で42時間の長時間再生が可能だ。MP3/WMA(DRM対応)/ASF/WAV/Ogg Vorbisに対応する。256Mバイト、512Mバイト、1Gバイトの3モデルをラインアップし、価格は256Mバイトが99ドル、512Mバイトが149ドル、1Gバイトが179ドル。韓国と米国で発売中だが、日本での発売は未定。
MPEG-4カメラは耐衝撃性が高いのが特徴。内蔵512Mバイトメモリに最高画質で11−13分の録画が可能だ。メモリースティックPROスロットも備える。単体モデルの「SC-M105」(599ドル)と、スポーツをしながら撮影するためのキットが付いた「Sports CAM」こと「SC-X105L」(499ドル)の2モデルをラインアップした。
それぞれ、68万画素のCCDと10倍ズームレンズを搭載し、静止画撮影にも対応した。MP3再生機能や音声録音機能を備える。クレードルにはUSB端子を装備。PCと接続すればWebカメラやUSBメモリにもなる。液晶ディスプレイは2インチ。
SC-X105Lは、本体とケーブルで接続できる外付けカメラとリストバンド、ヘッドバンド、ケースがセットになっている。外付けカメラをヘッドバンドやリストバンドに装備し、本体をケースに入れて腰に装着すれば、「スカイダイビングをしながらでも撮影できる」(説明員)。米国で3-4月に発売する。1Gバイトメモリ内蔵モデルも発売する計画だ。
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