「2005 International CES」(米国ラスベガス)のSamsung Electronicsブースの“世界一”は、世界最大のプラズマTVだけではない。70型と「世界最大」(同社)のDLPリアプロジェクションTVや、「世界最高コントラスト比」(同社)の57インチの液晶TV、「世界最薄」(同社)のブラウン管TVなども展示されており、来場者の注目を集めている。
70型の「HL-R7078W」は、DLPリアプロTVとしては世界最大だという。今年第2四半期に北米で発売する予定。LCOS技術を使ったリアプロTVとしては、ソニーが昨年9月に70型モデルを発表している。
1920×1080ピクセルのフルHD表示に対応し、SD映像はHDにアップコンバートして表示可能。コントラスト比は10000:1。「Cinema Smooth」機能により、映画フィルムのようになめらかな映像を再現できるとしている。EPG機能やHDMI端子も搭載した。
液晶TVではシャープが65V型の開発を発表しているが、Samsungの57型は商品化された製品としては世界最大だとしており、今年第2四半期に北米で発売する予定だ。
5000:1のコントラスト比、8ミリ秒の応答速度も液晶TVとしては世界最高だという。1920×1080ピクセルのフルHD表示に対応。10ビット駆動で6億4000万色表示が可能だ。
昨年7月に発表した、ハイビジョン対応薄型ブラウン管TV「Vixlim」(ビクスリム)の30型機「TX-R3079WH」も展示している。奥行きは40.6センチと、従来のブラウン管TVの3分の1。価格は1000ドル前後と同型の薄型TVに比べて安価なのが魅力だ。北米では今年前半に発売予定。
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