大型テレビの展示が目立つ今年のCES。Samsungのような世界最大PDPというような製品はないとしても、各社が力を入れて展示している製品ジャンルだ。各社ブースから「大画面テレビ」をピックアップしてみた。
ヤマハブースには、55インチのプラズマディスプレイ「PDM-5520」が展示されている。昨年11月に行われたCEDIA(Custom Electronic Design&Installation Association)に出品された製品で、現時点でも市販時期・価格は未定というが、ブース内の至る所に展示されており、市場投入が近いことを伺わせる。
東芝のブースにはDLPリアプロ、液晶、ブラウン管まで幅広い種類の大画面TVが用意されていた。
同社ブース内で最大だったのが、64インチを実現している「62HM84」や「62HMX84」などのリアプロTV。そのほか、42インチ液晶パネルを搭載した「42HPX84」なども展示されていたが、同社が今後の事業中心のひとつともしているSEDの展示がなく、やや物足りない印象だ。
三洋電機のブースには、北米市場向けに同社が3月から投入するリアプロTVが展示されている。
北米市場向けに投入されるのは55インチの「PLV-55WM1」(編集部注:展示及び米国投入製品は、おそらく中国・日本ですでに発売されているものと同型)。パネルはセイコーエプソン製で、解像度は1280×720ピクセルとなっている。同社としては基本的には業務用として投入する考えで、北米での民生機市場への投入や、日本での展開については検討中だという。また、ブースには44インチの製品も展示されていたが、完全に参考展示の段階だという。
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