ソニーマーケティングは2月1日、インターネットを介して海外など外出先でも自宅(日本)のテレビを楽しめる7V型ワイド液晶搭載“ロケーションフリーテレビ”「LF-X5」を発表した。3月10日から発売する。価格はオープンで、市場予想価格は12万5000円前後になる見込み。
ベースステーションに内蔵したアナログTVチューナーもしくは外部入力機器の映像をリアルタイムにデジタル化し、液晶ディスプレイに無線伝送するワイヤレステレビ。LF-X5は1月に米国で開催されたInternational CESでも参考出展されていた。本製品からシリーズ名称を変更し、従来の「エアボード」から、北米で使われていた「ロケーションフリーテレビ」に変えて、ロゴも一新した。
LF-X5は7V型のワイド液晶ディスプレイ部と本体部(ベースステーション)で構成され、双方の通信に5GHz(IEEE802.11a)/2.4Hz帯(IEEE802.11b/IEEE802.11g)両無線規格に対応した「デュアルHi-Bitワイヤレス」を採用。通信環境に応じて、5GHz帯と2.4GHz帯を自動的に切り替えることができる“デュアルバンドオートスキャン”機能で、より安定した映像で視聴できるという。
海外からでも日本の自宅のテレビやDVD/ビデオをリアルタイムで視聴できる「NetAV」機能を搭載。テレビのチャンネルや接続機器は、モニターの画面上でリモートコントロールできる。公衆無線LANにも対応。3次元Y/C分離や斜め線補正回路といった高画質回路を搭載した。
ディスプレイは、タッチパネル付きの7型ワイドTFT液晶(800×480ピクセル)。Webブラウザやメール、メモリースティック内の静止画(BMP、PNG、GIF、JPG)や動画(MPG、MQVのモバイルムービー)の再生といった機能も持つ。バッテリー動作で、本体内蔵バッテリーで最大約2時間(別売アクセサリBP-LX5B使用時約4時間)の連続視聴が行える。
サイズは、ベースステーションが58(幅)×222(高さ)×180(奥行き)で重さ約550グラム、ディスプレイ部が206(幅)×111(高さ)×26(奥行き)ミリで重さ約555グラム(BP-LX5B使用時約627グラム)。上位モデルの12.1V型液晶搭載「LF-X1」に用意されているお風呂ジャケットはLF-X5には使えない。
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