キヤノンは2月15日、天体観測写真を本格的に楽しめるカスタムモデルの一眼レフデジタルカメラ「EOS 20Da」の受注販売を開始した。価格はオープン、予想実売価格は25万円前後(税込み)。
EOS 20Daは、昨年9月に発売された「EOS 20D」をベースとしたカスタムモデルで、EOS 20Dにも用いられた820万画素大型単板CMOSセンサーを採用。また天体仕様の光学特性を実現するため、肉眼ではほとんど捕らえられないHα輝線の透過率をEOS 20Dの2.5倍に向上した赤外カットフィルターを組み込むことで、従来のデジタル一眼レフカメラでは捕らえきれなかった赤い星雲なども特殊フィルターなしで撮影することが可能となっている。
また、撮像素子のライブ画像を液晶モニタで拡大表示できる「ライブビューモード」を搭載、マニュアルでのピント合わせをより正確に行なうことができる。その他の機能はEOS 20Dに準じており、アクセサリーもEOSシリーズの製品がそのまま使用可能となっている。
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