松下、“2ブロックデザイン”のメモリ一体型オーディオプレーヤー発表

[ITmedia]

　松下電器産業は、「D-Snap Audio」シリーズの新製品として、メモリ一体型のデジタルオーディオプレーヤー「SV-MP720V/SV-MP730V」を発表した。4月8日から順次発売する。価格はオープンプライス。

操作部と表示部（液晶ディスプレイ）が独立した“2ブロックデザイン”を採用した「SV-MP730V」。漢字表示にも対応したディスプレイはホワイトバックライト付きだ

　「SV-MP720V/730V」は、操作部と表示部（液晶ディスプレイ）が独立した“2ブロックデザイン”が特徴のシリコンオーディオプレーヤー。海外では、同じデザインの「SV-MP500V/510V」を既に販売しており、2004年のグッドデザイン大賞にもノミネートされていた。

製品名	SV-MP720V	SV-MP730V
メモリ容量	512Mバイト	1Gバイト
対応ファイル	MP3/WMA☆2☆
FMチューナー	○☆2☆
ボイスレコーダー	○☆2☆
インタフェース	USB☆2☆
電源	ニッケル水素バッテリー☆2☆
本体サイズ	70（幅）×14（奥行き）×22.2（高さ）ミリ☆2☆
重量	約36.2グラム☆2☆
カラー	シルバー、ブルー、オレンジ、ホワイト、ブラック☆2☆
価格	オープン（2万円前後）	オープン（2万8000円前後）
発売日	4月8日	4月25日

　SDカードスロットは搭載せず、MP720Vは512Mバイト、MP730Vは1Gバイトのメモリを内蔵している。いずれもMP3とWMAの再生に対応するほか、FMチューナーやボイスレコーダー機能なども搭載。マイク録音やFM録音時の音声フォーマットはADPCMとなる。

　同時にリリースしたSDオーディオ「SV-SD100V/SV-SD90」と同じく、独自LSIの「D.SOUNDエンジン」を搭載して音質の向上を図った。D.SOUNDエンジンは、音楽を圧縮する際に失われる高域部分を圧縮データから推定して補完しながら再生する「リ・マスター」機能や、デジタルアンプ、イコライザーなどを1チップ化したもの。

　内蔵のニッケル水素充電池により、約10時間の連続再生が可能だ。充電はACアダプタとUSB充電をサポートしており、充電時間は約6時間となっている。