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パナソニック、VIERAにマッチするサラウンドシステム2製品

» 2005年04月06日 19時29分 公開
[ITmedia]

 パナソニックマーケティング本部は、同社の薄型TV「VEIRA」シリーズとのマッチする5.1chスピーカーシステム「SB-TP60」と2.1chシアターサウンドシステム「SC-HT06」を発表、5月1日より発売する。価格はオープンだが、実売想定価格はいずれも5万8000円前後の見込み。

VIERAにマッチするスリムデザインの5.1chシステム「SB-TP60」

 SB-TP60はトールボーイスピーカー「SB-FS60」(4本)にセンタースピーカー「SB-PC60」、アクティブサブウーファー「SB-WA70」を組み合わせた5.1chスピーカーシステム。

photo 5.1chスピーカーシステム「SB-TP60」

 トールボーイスピーカーのSB-FS60は8センチのコーンウーファーを2つ使用したツインドライブ構成で、ツィーターには6センチのリングシェイプドドームタイプが組み合わされている。コーン紙にはアラミド繊維を混抄、「ボーカル帯域をよりクリアーに再現」(同社)するほか、さらに低域の再生能力も見直した。

photo SB-TP60の使用例

 スタンドは同社の50/42/37インチ薄型テレビを専用台に設置した環境にマッチするよう、高さを4段階(1174/1234/1287/1347 ミリ)に調節できるほか、取り外すこともできる。スタンドを含むサイズは260(幅)×1174〜1347m(高さ)×269(奥行き ミリ)、約5.2キロ。

 サブウーファーのSB-WA70は100ワットという大出力ながらも、162(幅)×457(高さ)×420(奥行き ミリ 台座含む)というコンパクトサイズ。17センチのコーン型スピーカーと、背面のエアロストリームポートの組み合わせによって迫力ある低音を再現する。

ヘッドフォンでも疑似サラウンドを体験できる2.1chシステム「SC-HT06」

 SC-HT06は、アンプとFM/AMチューナー機能を備えた本体部と2本のフロントスピーカー、アクティブサブウーファーで構成された2.1chシアターサウンドシステム。

photo SC-HT06

 ソースに対して演算処理を施すことによって、擬似的に5.1chサラウンドとして聴かせることが可能な「ドルビー・バーチャルスピーカー」回路を搭載しており、フロントスピーカー+サブウーハーのみでサラウンド効果を楽しめる。この効果はヘッドフォン出力に対しても有効で、通常のステレオヘッドフォンを組み合わせてもサラウンドを体験できる。

 フロントスピーカーのサイズは260(幅)×1069/1129(高さ 切り替え式)×269(奥行き ミリ)、約3.9キロ。8センチのコーンを2つ備えるツインドライブ構成で、ツィーターには6センチのリングシェイプドドーム型が使用されている。SB-FS60と同様にコーン紙にはアラミド繊維が混抄されている。

 出力はフロント(L/R)各55ワット+サブウーファー190ワット。本体部のサイズは430(幅)×63(高さ)×260(奥行き ミリ)、約1.3キロ。音声入力端子は光デジタル×2/同軸デジタル×1を備える。

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