レビュー
人気のツボ押さえた薄型デジカメ大本命――ソニー「DSC-T7」(3/4 ページ)
静止画の画質は誇張のない自然な色合いで、晴天~曇天の屋外や、照明がしっかり明るい屋内など撮影条件がいいところでは、ノイズも少なく非常にクリアな画作りをしてくれる。
ただし、レンズのF値がF3.5~4.4と暗めなため、すぐにストロボが発光してしまうのが残念。かといって発光禁止にすると、もともとホールド性の悪い薄型ボディなので、手ブレが出やすくなる。ISO感度は自動のほかISO64~400まで選べるので、暗いシーンでは(画質がややノイジーになるが)ISO400を選択して手ブレに対処したい。
夜景/夜景&人物/風景/ソフトスナップ/キャンドル/スノー/ビーチ/打ち上げ花火/高速シャッター/拡大鏡の各シーンセレクト機能を装備。記録メディアにはメモリースティックDuo(PRO Duoも使用可能)を利用。最大VGAサイズ/30fpsの高画質な動画撮影機能「MPEGムービーVX」も備えており、1GバイトのメモリースティックDuoにファインモード(VGAサイズ/30fps)で約12分20秒、スタンダードモード(VGAサイズ/17fps)で約44分20秒のMPEG-1動画が撮影できる。
“今春の薄型デジカメの大本命”の呼び声も高いだけに、サイズ/機能/操作性/画質どれをとっても満足のいく仕上がりになっている。特にデザインや仕上げの美しさは、男性だけでなく女性が持ってもサマになり、さすがソニーといったところだ。
一方で、レンズが暗いという問題はそのままにCCDだけは高画素化が進むなど、薄型デジカメの弱点である“手ブレ問題”への解決策が提案されていないのは残念。どんなシーンでもサッと気軽に取り出して撮れるのが薄型デジカメの魅力なだけに、手ブレ条件が厳しくなる高画素化よりも、明るいレンズや手ブレ補正システムの採用などを次製品では望みたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Anthropic、自己複製AIの「兆し」を指摘 55ドルのTVボックス15台で26Bモデルが稼働
-
2
フランスのスーパー数百店舗で冷蔵設備にサイバー攻撃 温度が最高50度に上昇し食品大量廃棄に
-
3
PayPay証券、障害で日本株・ETFが売買できず 14日の予約注文も受付止まる 復旧めど立たず
-
4
国産AI「Sarashina」が無料で試せるWebサイト、ソフトバンク子会社が公開 6つのAIモデルが呼び出せるAPIも
-
5
JR東・京急・東武など鉄道7社、「磁気乗車券」廃止へ 27年春から「QR乗車券」に
-
6
相次ぐ情報漏えいの一因に「A2B攻撃」 公開アプリを解析し裏側のサーバを狙う手口、NICTが公表
-
7
AIが出力した「実在しない判例」を書籍に掲載→回収・絶版へ 琉球大教授が謝罪「研究者としてあるまじき失態」
-
8
情報漏えい深刻化に、東京都がサイバーセキュリティ強化へ 人員増強し関係機関と連携
-
9
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
10
「銀のさら」など、最大650万件の個人情報漏えいの恐れ アプリ注文も停止中 委託先サーバがランサム被害に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR