iPodを筆頭に、海外メーカーの製品が多かったデジタルオーディオプレーヤー市場に変化が表れている。ソニーや東芝に加えて、日本ビクター、ケンウッドなどの国内メーカーが相次いで参入し、いままでにない活況を見せているのだ。
現在店頭に並んでいる製品は、小型軽量&長時間駆動といった基本機能の改良はもちろん、カラー液晶を搭載するものやアームレスタイプヘッドフォンと一体化したもの、音質の高さを前面に押し出すものなどさまざまで、その特徴をそれぞれにアピールしている。
GfK Japanのランキングを見ると、アップルのiPod Miniとソニーのウォークマンスティックが人気のようだが、ポータブルプレーヤーは毎日のように携帯するものだけに、収録可能曲数やバッテリー持続時間、サイズなどを総合して考え、自分の使用スタイルにあったモデルをチョイスしたい。
そこで、まずはLifestyleでレビューを行ったフラッシュメモリタイプのお勧めモデルをピックアップしてみた。購入時の参考になれば幸いだ。
フラッシュメモリタイプのメリットといえば、なんといっても小型軽量さ。数十グラムという重さは持ち運んでいることを忘れさせるほど。また、HDDのような回転部品を搭載していないので振動や衝撃に強く、ジョギングやジムでのトレーニング時でも音楽を楽しめる。
HDD搭載タイプに比べるとストレージ容量は少なめだが、最近では2Gバイトの容量を持つ製品も登場しているほか、512Mバイトの容量を持つものでも1万円程度で入手できる。製品選びのノウハウについてはコチラを参考にしてもらいたいが、コンパクトさと相まって、気軽にデジタルオーディオプレーヤーを楽しみたいという場合にはフラッシュメモリタイプがお勧めといえる。
Macworld Expoで発表されたフラッシュメモリ版iPod「iPod shuffle」。スティーブ・ジョブズ氏の基調講演後に出かけたアップルストアで入手することができたので、さっそく同社初のシリコンオーディオプレーヤーとなる本製品のレビューをお届けしたい。
ソニーの「NW-E507/E505」「NW-E407/E405」は、従来製品からガラリとイメージを変えてきたフラッシュメモリプレーヤーだ。スティックタイプのボディに、有機ELディスプレイとジョグレバーを搭載したその機能性と操作性をレビューから探ってみた。
ソニーの新しい“ネットワークウォークマン”のうち最もユニークな外見なのが、円盤形ボディの「NW-E1xx」だ。片手で操作可能な一体型キー構造を採用するほか、各所に“気軽に使える”気配りが見られる製品だ。
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