さらにランプパワーを落とした[シアターブラック1]および[シアターブラック2]も用意。シアターブラック1は、絵作りはシアターモードのまま、真っ暗な部屋向けにランプ輝度のみを落としているのに対して、シアターブラック2はやや色温度を高めに取っている。通常はシアターブラック1でいいだろうが、古い映画やモノクロ映画を見る場合、あるいは色温度の好みによってシアターブラック2を選ぶといい。
このほか肌色をスッキリとした色白に描写するか、あるいはコッテリと色乗りよく見せるのか、肌色の表現だけを簡単にカスタマイズする、エプソン製プロジェクターに共通する肌色調整機能もあり、初級者にも簡単に好みの調整を楽しめる。
全体の絵作りは、エプソンらしいナチュラルトーンが基本。テレビ放送からDVDまでソツなくこなすため、プリセットのままで十分に楽しめる。難しい低輝度部分の表現もよく、シアターブラック1/2の色表現やコントラスト感は、むしろ上位機種のEMP-TW200Hよりも良いかもしれない。
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