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» 2005年08月26日 23時49分 公開

レビュー:2万円弱のMicroDrive対応ムービーカメラを使ってみた (1/3)

エバーグリーンのMPEG-4ムービーカメラ「DN-HDDV8000」は、400万画素CCDやMicroDrive対応などスペックだけを見ると非常にコストパフォーマンスの高い1台。静止画は意外と使えるレベルだが、やはり動画は……。

[浅井研二,ITmedia]

 1GバイトのMicroDriveと、512MバイトのCFメモリカードが手元にある。PDA用として一昔前に買ったものだから、両方とも3万円くらいはしたはず。しかし、すでに利用機会は減っている。動作はまったく問題ないのだが、ずいぶん前からデジタルカメラの記録メディアは、SDメモリーカードやメモリースティックなどのより小型なメモリカードへ移行してしまった。

 以前、同様に不要になっていた256Mバイトのコンパクトフラッシュを再利用すべく、アイ・オー・データ機器の初代Motion Pix「AVMC131」を購入したことがある。価格は1万5000円前後で、130万画素CMOSセンサーを搭載。最大1280×1024ピクセルの静止画(JPEG)、320×240ピクセル・10fpsの動画(AVI)撮影が可能だったが、品質的には静止画・動画ともに満足とはいえないレベルだった。まあ、いわゆるトイカメラに近い位置づけの製品で、あくまでも低価格と手軽さが売りだったので、これはしかたない。

 今回紹介するエバーグリーンのMPEG-4ムービーカメラ「DN-HDDV8000」は、Motion Pixと似たようなコンセプトの製品だ(価格は1万9800円だが、現在、同社のショッピングサイト「上海問屋」では1万7800円で購入可能)。

photo 開閉式の液晶モニターやズームレバーを装備し、家庭用ビデオカメラを意識したデザインのMPEG-4ムービーカメラ「DN-HDDV8000」

 Motion Pixはすでに2代目から記録メディアをSD/MMCへ変更したが、「DN-HDDV8000」ではコンパクトフラッシュを利用。スロットはCF Type IIなので、MicroDriveにも対応する。さらに、“緊急用”というべきか、システム用の内蔵フラッシュメモリも使え(撮影用に11.5Mバイトを確保)、カードなしでも10枚程度の静止画撮影が行える。

photo 記録には、CFスロットへ挿したカードのほか、内蔵フラッシュメモリも利用可能。スイッチへのメディア切替、あるいは、データのやりとりを行う機能などはなく、単純にカードが入っていればカードへ、そうでなければ、内蔵メモリへ記録を行う。USB接続時も同じく、いずれか片方のみがマウントされる

 撮像素子には、有効400万画素のCCDを採用しており、最大2304×1728ピクセルでのJPEG静止画撮影が可能だ。撮影モードには2832×2128ピクセルもあるが、これはソフトウェア処理によるもの。ほかに、1600×1200、640×480ピクセルも用意され、撮影モードは合計で4通りとなる。

photo 2304×1728ピクセルでの静止画撮影。この場合、CCDの有効画素数400万をそのまま利用できる
photo 2832×2128モードでは600万画素となるが、ソフトウェア処理となるため、実質的な解像度は400万画素と変わらない。そのため、あえてこちらを使う必要はないだろう。デフォルトも2304×1728ピクセルに設定されている
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