4位 電池切れや失敗写真の心配いらず――カシオ「EXILIM ZOOM EX-Z500」
7位 2万円弱のMicroDrive対応ムービーカメラを使ってみた
8位 映像美は上位機ゆずり――松下が“1インチ1万円”の戦略プラズマ
9位 “サンキュッパ”プレーヤーの実力は?――「mp3 walker」
10位 生活の場に溶け込むデザイン家電、±0から3つの新製品
今週のトップは小寺氏のコラム(コデラ ノブログもスタート)。最近のデジタル家電はネットワーク経由でアップデートできるものも散見されるが、これらは便利な半面、コラムで言及されているような「自動ネットワークアップデートが原因でファームウェアが破壊された」という事態も起こりうる危険性をはらんでいる。
ところで、今週注目したいのは2位にランクインした「セキュアCD」。このセキュアCDには、マクロヴィジョンの「フェアフリーダムCD」(Fair Freedom CD、FFCD)という技術が用いられており、音源と同一のディスク内に含まれた専用ソフトでWMAファイルの作製、CD-Rへの複製が行える。CD-DAではないが、筆者が試した範囲ではCDプレーヤーやゲーム機、DVDレコーダーなどでの再生も問題はなかった。
CCCDやレーベルゲートCDに比べればプラットフォームとしての完成度も高いのだが、記事中でも指摘したよう、HDDへのリッピング/エンコードはWMAのみとなっているので、iPodでは楽しめない。ファイルはDRM処理が施されているので、SonicStageでは再生できないし、Windows版iTunesの場合には取り込むことすらできない。
そうなると、うらやましいのがMacOS環境。専用プレーヤーがMacOSに対応していないので、セキュアCDをセットしてもプレーヤーソフトは立ち上がらず、サポート対象外の行為ではあるが、記事の通り、iTunesからのリッピング/エンコードが行えるからだ。もちろん、メディアやドライブにダメージを与える可能性は否定できないが、iPodを常時携帯している生活を送っている以上、iTunesで音源を管理できる魅力には抗しがたい。
現在セキュアCDとして販売されているのは、THE ROLLING STONESの「Streets Of Love」「A Bigger Bang」と、DEMON DAYSの「Special Price Edition」の3枚だが、どうしても欲しいタイトルがセキュアCDでリリースされたら、MacMiniでも買おうかと真剣に考える筆者だった。
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